半田商工会議所 THE HANDA CHAMBER OF COMMERCE & INDUSTRY

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お菓子で、ミモザのように幸せで素敵な時間を提供したい

2020年7月15日(水)

パティスリー ラ・ミモザ


 新美南吉記念館から南東に100メートル、小高い丘の上にある白い建物「パティスリーラ・ミモザ」。同店は創業から10年の節目に昨年10月に移転リニューアルオープンした。
 代表の森本幸義氏は、料理好きが高じて名古屋市内のホテルに入社後、洋菓子部門でデザートを担当。その後、全日空ホテル等、パティシエとして20年以上経験し、41歳で生まれ育った半田市で独立開業した。半田市宮本町に平成21年10月に「パティスリー ラ・ミモザ」をオープンした。以来、ショートケーキ等の生菓子、誕生日ケーキ等のホールケーキ、地元の素材を使用した焼き菓子、マカロン等、80種類の商品を販売している。
 店名は、南フランスに夫婦で旅行した時に冬の黄色い太陽と呼ばれる可愛い小さな花「ミモザ」が街道沿い一面に咲いていた。花を見て感動し、いずれお店を出す時には「ミモザ」にしようと付けたそうだ。また、ミモザの花を贈るとその人に“幸せが訪れる”という言い伝えがある。幸義氏は、花の代わりにその花と同じ名のお店、お菓子で皆様に幸せで素敵な時間を提供したいと考えており、店名にはそんな思いも込められている。
 新店は、店内も広くなり、駐車場15台、最新設備を導入し、商品を提供している。特に、一年を通して温暖な気候の知多半島で取れる様々なフルーツや特産品を使用した商品づくりを心がけている。その商品の中で、南知多産レモンと半田産のはちみつを使用した『百花蜜レモンケーキ』、半田の酒粕を使用した『半田酒蔵マドレーヌ』は、ギフト品として大変人気。季節のフルーツを使用した『コンフィチュール』は、リニューアルオープンイベントでプレゼントしたもので、リピーターもついている。
 また、「せっかく来たのにお好きなお菓子がなく、がっかりする思いをさせたくない」との思いから、作業効率をあげるため、最新充填機等の導入をした。今後は、生クリームやスポンジの作り立てを維持できる高湿度冷蔵導入を予定している。
 幸義氏がどうしても拘りをもっているのが「ショコラ」。カカオの産地によって味の違いがあり、一年を通して「ショコラ」が売れるお店にしたいというのが今後の目標である。
 いつも季節感を感じるような、温かく幸せな時間をくれるお菓子で、地元に愛されるお店であり続けて欲しいと思う。
(取材:竹内稔晴)

【住所】半田岩滑高山町7-130-1
【代表者】森本幸義 
【創業】平成21年10月
【営業時間】10:00〜19:00
【定休日】月・火曜日  【TEL】89-7303
所在地:
代表者:
TEL:(0569)-
定休日:
営業時間:時〜時、時〜時(オーダーストップ)