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■お母さんのプロが作る日替わり弁当

2016/01/26(火)

 
珈琲 茶里
 
 住吉町駅西の信号のすぐそばに、30年以上前からそのお店は佇む。代表の大石雅恵さんは平成19年から珈琲茶里を引継ぎ、今年の1月に10周年を迎えた。先代や先々代の主人とは面識は無いと言うが、「『茶里』という名前でこの地に残っていることに存在価値がある」との想いから店名は変えずにこれまで営業を続けてきた。
 大石さんは元々は半田の生まれだが、大学進学を機に就職後も関東で過ごした。会社員時代は営業職で汗を流したが、親の介護が必要になったことをきっかけに半田に戻り喫茶店を始めた。「自営業でやっていれば多少は時間の融通も利くし、2人の娘も手伝ってくれたので」と、これまで全く経験の無い飲食の世界に飛び込むことを決めた。その後はなにかと苦労の多い経営であったそうだが、同級生が昔このお店でアルバイトをしていたというエピソードが出るほど地域に浸透した店舗であったため、大石さんが経営を始める前からの常連さんなどにも支えられながらしっかりと乗り越えてきた。
 また、メニュー作りの面でも試行錯誤の連続であったそうだ。現在では中心メニューであるオムライスやパンケーキも、実際に人気店に足を運び、卵のふわとろ感を出す調理方法や見た目にも綺麗で食欲をそそるような盛り付け方を研究した。その結果としてパンケーキなどは、提供した時にお客様がスマートフォンで写真を撮る光景がよく見られるようになった。
 そんな中でも大石さん自身がオススメするのが、ランチで提供している日替わり弁当だ。ランチメニューを新たに考える際、これまで家族に対して長年お弁当を作り続けていた主婦としての経験が生かせるのではないかと感じた。シングルマザーや共働きの世帯も増えた現代社会の中で、家事や仕事に忙しいお母さん達の代わりになれればと思い、出前にも対応出来るお弁当スタイルでのランチを始めた。
 たっぷりの緑黄色野菜を中心に、見た目にも栄養面でもバランスの取れたおかずを数多く揃え、メインとなるものも脂っこいメニューが続かないようにと毎日注文してくれるお客様への配慮も忘れない。もともとは自分の強みを活かした取り組みだったが、常連さんから「他での外食から茶里のお弁当に変えたら、会社での健康診断の数値が改善された」との声が届くようになり、大石さんは大きなやりがいを感じたそうだ。
 全くの素人から始めた『珈琲 茶里』も区切りの10年。これまでは周りの人々に支えられたという感謝の気持ちが一番だったが、これからの10年、さらにその先は周りに恩返しをしたい想いが大きくなっている。「私はプロじゃないから」としきりに話す大石さんだが、お客様の健康を気遣い主婦の味方でいるその姿は、まさに『お母さんのプロ』のように見えた。

 (取材:齋田哲資)
 
所在地/半田市出口町1-45-16(住吉丸善ビル1F)
TEL/0569-22-9728        
営業時間/7:00〜17:00(モーニング7:00〜11:00 ランチ11:00〜14:00)
定休日/土曜日・祝日
代表者/大石雅恵
 

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