2018年4月27日(金)
――お仕事内容を教えてください。
(株)メディアマガジンで、タウン情報誌 月刊『Step』の営業をしています。入社して3年目を迎えました。それまでの私は小学校から陸上一筋で、地元に愛着がある訳でもないし、ただ住んでいただけという感じでした。韓国の友人が来日した時に、どこに何があるか、どんなお店があるかも知らなくて、どこにも案内が出来なかったんですね。旅行会社や歯医者に勤務していたこともありましたが、次に働くなら、自分のためにも人と関わりながら、地元を知ることが可能な職種に就きたいと思っていました。そんな時に『Step』の営業職を募集していたので、入社しました。
――実際に関わられてどうですか?
のびのびやらせてもらっています。でも新規のお客さまをお訪ねする際に、門前払いされることもたまにあります。そんな時は、どうしたら掲載をお願いできるかと考えます。実際、掲載いただいたお店からは発行日(毎月25日)の週末は忙しくなる、クーポン利用の枚数が多くなる、問い合わせが増えた等の声が届いています。PRのお手伝いが出来ているのかなと。そういうお言葉をいただくと嬉しいですね。
――励みになりますね。
「ありがとうね」と言っていただけると、とても嬉しいです。弊社はその他にも情報誌『くらむ』の発行や『ちたまるスタイル』の営業も行っています。そのため、お客さまの商圏に合わせて『Step』以外の情報誌をご提案することもあります。また、企業やお店のロゴやチラシ、ホームページ等も作成して幅広くお手伝いさせていただいています。私は行動してから考えるタイプ、先ずはお声をかけてください。全力で頑張ります。
――月刊誌のお仕事はとても忙しいと思いますが、1日に何店くらい回られますか。
エリアの半田・阿久比のお客さまをお訪ねしますが、多い時は朝9時半くらいから夕方の6時、7時まで、MAX10店くらいです。掲載のための打ち合わせから、取材までですね。文章を書くなんて想像していなかったので、最初「うそー、書けないよー」と思いました(笑)。元々、文章を書くことが苦手でした。でも書かなくっちゃと、雑誌やテレビのキャッチコピーなどを見るようにして、アンテナを張っています。苦手だからこそ、やらないといけないと闘っています(笑)。読むことも好きではなかったのですが、今ではお店等に入るとメニューやポップに自然に目がいってしまいます。日頃の癖で自然に校正をしている時もあり、間違いを見つけると、「やったー!」と嬉しくなります(笑)。
この業界に興味が出て来たのだと思いますが、アンテナを張ると張らないでは、こんなに違いが出るのかと自分でも驚いています。
今では知多半島の色々な場所や、良さに気づくようになりました。半田赤レンガ建物や新美南吉記念館、MIM等のスポットや良さも知りました。お店に伺うと地元以外の出身の方から、「知多半島は食材や自然に恵まれているんだよ」と教わることがあります。仕事を通して色々な勉強をさせていただいています。
――入社動機でもあった『地元を知る』目的はクリアされたのですね。
ご飯を食べに行く時は「どこかいいところない?」と聞かれたり、習い事を始める年齢になった子どもを持った友達からは「どこかいい教室を紹介して?」と頼まれ、友達から便利がられています。地元を知り、知多半島が好きになりました。
これからも色々な引き出しを持ちながら、当社のモットー『お客さまのお店を繁盛させたい』に則り、知多半島をより住みやすく、楽しくするための情報をお届けしたいと思っています。