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■美味しい「いちごと笑顔」をお届け

2020/02/28(金)

 
市野園芸 市野敦紳さん
 
農家で育った僕は、「祖母が米や野菜、苺を作り、それをリアカーに乗せ、朝市に出していた」という事を何度も聞かされて育った少年でした。それから数年後『市野園芸』として、いちご狩りが始まったのは平成4年、今まで知多半島でいちご狩りをされていた南知多グリーンバレイに「このままでは、お客さまが他所に移ってしまうので、やらないか」と勧められたのがきっかけでした。それを機に社長の父がいちご狩り農園へとシフトさせました。当初は面積も広いわけではなく(現在6000坪、ビニールハウス10棟、駐車場:普通車100台、大型バス4台)、予約を受けるために、電話線を引くことから始めたそうです。始めの3年は今みたいにインターネットのようなものも無く、お客さまも少なかったそうです。それでも小学5年生だった僕の感覚では、いちご狩りというものに人が来る事に驚いたものです。そして、平成7年〜10年にかけて南知多でいちご狩り農園が増え始め、又その頃から高設栽培が始まりました。
 大学を卒業する時、就職難もあり、父に勧められ家業に入りました。朝はいちご摘み(販売用)から始まり、忙しい毎日を過ごしています。いちご狩りシーズンは12月〜5月ですが、3月に親株を植え、5〜7月は苗の栽培・管理、9月中旬から植え付けと息つく暇もなく、年中いちごと向き合っています。
12年くらい前から元旦営業を始め、シーズン中は無休です。年末年始の営業も始めの頃は「やらない方がいいのかも」と思ってしまう程、お客さまも少なかったです。それでも続けていくことで次第に知れ渡るようになり、今では沢山のお客さまにご利用頂いています。そのおかげで、ここ数年はゆっくりお正月を過ごすことはありません(笑)。セントレアから車で10分ほどの利便性もあってか、海外からのお越しも珍しくありません。ポケトークが活躍しています(笑)。愛知県内、県外からのお客さまも多く、知多半島は現在20件以上のいちご狩り施設があるため、いちご狩りのスポットとして定着しつつあると感じています。
 甘くて美味しく安全ないちごを提供したい、その思いを持ったいちご農家たちが集まる研究会にも積極的に参加することにしています。栽培に詳しい人の生の声は共感する事も多く勉強になります。また、商工会議所青年部に入り、異業種の方々との出会いや繋がりで、本当に貴重な経験をさせてもらっているなと実感しています。近年販売を開始した生いちごシャーベットがまさにそうで、青年部員とのつながりで生まれた商品です。このシャーベットは評判を呼び、レジャー施設などからも要請を頂き、販売を開始させています。また、再来年を目指し、イベント時にキッチンカーでいちご屋が提供するいちご商品の販売を計画中です。通常は裏方でお客さまと会話をすることはあまりありませんが、時折の接客で各地から見える方々の話をお聞きするのは興味深いものです。外に出て行って、色々な人と出会えるのを楽しみにしています。そして冷凍庫を設置してフルシーズンで美味しい、いちごを味わっていただけるようなシステムを作っていきたいと考えています。
今までもこれからも、やはり一番の天敵は天候不順です。昨年末は気温が不安定でいちごの成長が遅く、お客さまに大変ご迷惑をおかけすることとなりました。台風対策は講じることは可能ですが、この天候不順はここ最近の悩みのタネです。
 小さい頃は遊び場だったいちご畑、いちごを仕事として13年。今ではいちごの顔を見れば美味しさがわかります。オリジナリティーを持った農園も増えてきています。お客さまも、ずっとリピートしてくれるとは思っていません。が、数年経って戻ってきて頂いた時「やっぱりここの苺は美味しいね」と言って頂けるように、丁寧にいちごを作っていきたいと思います。そんな僕ですが、苺を食べるのは1年に1個くらい。カワイイいちごのお世話係りに徹しています(笑)。

市野敦紳さん
半田市生まれ、在住  
趣味:スポーツ観戦、キャンプ、まだまだ長く楽しめるもの探し中

■所在地/半田市田代町156−1  ■TEL/27−7586  http//www.ichino-15.com   
■営業時間/9:00〜15:30  ■定休日/年中無休  ■完全予約制(いちご販売は随時)

 

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