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■ 提案性、新しい価値、可能性を盛り込んだまちづくり

2014/04/27(日)

 
八洲建設株式会社 代表取締役 水野貴之氏
 
 幼い頃は現会長である父君が創業した八洲木材工業(昭和31年八洲土建、35年八洲建設と商号変更)が遊び場で、家業と共に育った。兄弟は姉2人だったので後継者になるのは自然の流れだった。大学卒業後、三井建設(現三井住友建設)横浜支店で社会人としてスタートした。
 厳しくとも人情味あふれる上司の元で、様々な仕事に携わり、現場は人と人が創っていくものであり、チークワークが全てと叩き込まれた。そしてその人間関係の善し悪しが、結果となって表れるということを実感した。
 「5年経った頃、父も70歳を迎え弱気な発言も出て来たので、30歳で当社に帰ってきました。取締役営業担当として入社し、先ずは半田青年会議所や建築士会に所属し、地元とのつながりを築くことから始めました。私自身血液型はO型で、いつも何とかなるわと考えている方です。細かいことは苦手なんですね(笑)。それが仕事面でも表れていたでしょうが、父は何も言わなかったですね。ただ自分が思っているより、人が言っている方が正しいことが多い。人の言うことは聞いておいた方がいいよ、ということは何気なく言われたことがあります」
 前社長や諸先輩の築いてきたものを守り、成長させていくことを使命として、平成24年11月現職となった。そしてスピーディーに、提案性を持ち、価値、可能性を盛り込んでお客さまの満足度向上のために、社員一丸となって新たな歩みを始めた。
 「今年は10年後の当社のあるべき姿を踏まえて、『建設業を通して、街に人に新しい価値、可能性を創造する強い企業になる』というビジョンを掲げました。このことを全社員に浸透させるために一人ひとり面談をして行動へとつなげていきます」
 同社は建設会社としてまちづくりに深く関わり、氏ならではの柔軟な発想で、ユニークな展開を図っている。様々な分野に視野を広げ、これから社会にとって必要なもの、より暮らしやすい社会を創るためのお手伝いが、まちづくりに直結しているのではないかと考えている。高齢化社会に備え介護事業へ参入(サービス付き高齢者向け住宅「ひだまりの郷」)し、環境問題が問われる今、再生可能ネルギーに積極的に取り組んでいる。
 「また、生活をしていく上で欠かせないものに食があります。食から始まる未来のまちづくりに挑戦しようと、ハウスでトマト栽培をしています。今年はトマトの世話で、1年が始まりました」 
 健康志向が高まっている昨今、食にこだわる人も多く、人にやさしい無農薬栽培を求める人も多い。ネット販売や直売で無駄なく市場に流通して、消費者に届けるシステムで、地元農家の期待も大きい。有機栽培の商品が店頭に並ぶ日も近い。
 「まちづくりとは社会を創ることであり、企業経営は人がそこでより良く住むために必要な経済活動とも言えます。それが活発になれば新しい価値や、可能性も生まれてくると思っています」
 人と人が集いチームワークでまちを作っていく。その姿勢はかつての尊敬する上司や先代から受け継いだものであり、それをまた次世代に継承すべく日々精進している。
 「仕事面での継承は大切だと思っていますが、芸術的な才能は受け継ぐことはできませんでした。祖父は画家、父は書が好きですが、その筋は私の代で見事に断ち切れました(笑)。強いて言えば中学校の時にバンドを組んでいたくらいで、音楽鑑賞が今も好きと言うことでしょうか。最近は自分のことより、全ての子どもたちのことが心配です。将来=教育のような所があって人間力、生きる力、人としてのあり方を、しっかり身に付けることが重要なことだと考えています。子どもたちがより良い人生を送れるような、まちづくりをしていきたいと思っています」


みずの・たかゆき氏 プロフィール
昭和39年半田市生まれ。平成元年東京理科大学工学部建築学科卒業。6年八洲建設(株)入社。平成24年現職。当所教育問題委員会副委員長・建設部会副部会長。愛知建築士会半田支部副支部長。半田市に夫人、3人の息子さんと在住。当所議員。

 

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