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■世界一のきもちいい。をめざして

2014/08/26(火)

 
株式会社オオサカヤ 代表取締役社長 瀧本 真氏
 
 名探偵・シャーロックホームズは、物事には原因がある。その原因を突き止めることで解決に向かうと考えた。推理小説が好きで親しんだホームズの世界は、社会人として生きていく上で基盤となった。
 「教師を目指していましたが、大学時代に神の啓示で(笑)アナウンサー養成学校にも通い、大学卒業後は富山の北日本放送に入社しました。話すことは感覚とかセンスが重要と思われがちですが、私は8割は理論から成り立っていると考えています。今なぜ、その言葉、ニュアンスを使うか、それはきちんとした方程式の中に組み込まれています。必要という原因を追求し、上手く駆使していくことですね。その後、岐阜放送に移籍しましたが、アナウンサー時代には、クイズ番組の司会や、ニュース、高校野球の中継に携わりました」
 忙しくも充実した日々を送り、さらなる移籍を視野に入れ、放送界での人生設計も考えていた頃、周囲から後継者にとの要請があり、同社の2代目としての道を選択した。
 「今までお客さまや社員に育てていただいた恩返しと思い、1996年に当社に入社し、同時に半田商工会議所青年部にも所属しました。放送の世界のことは、趣味でやっていこうと切り替えました。ありがたいことに今年も有線テレビのCACさんからお声がかかり、知多地区の甲子園予選の野球中継を実況させていただきました」
 同社はそれまでの呉服店から子ども服店に切り替え1963年に創業。現会長が赤ちゃんの着心地を重視し、素材からこだわり抜いて開発した商品を販売し、業界で確固たる地位を築きあげていた。入社したのはさらなる展開を図っていた頃であり、先ずは商品や経費面などのデータ管理システムに取り組んだ。
 「業界は、数字より感覚を重視するという時代でしたね。また、ビジネスの基本は欲しい人に欲しい物を早く届けることだと思っていますが、服の世界は流行などの表面的な要素も大きく、その辺のバランスを理解するのに私自身も時間がかかりました。確かにヒラメキは必要ですが、それは過去のデータから予測可能かとも思っていますので、企業としてのあるべき姿やこれはなぜか、なぜ存在するのか。その原因をいつも考えています。人間の脳は一部しか動いていないと言われています。半分くらい動かしたら、天才と張り合えるかと思い、頭を常に動かすよう心がけています。考え過ぎて、眠れなくなることもあります(笑)」
 プロとして80点を毎日繰り返すことを重視した。2011年育児工房センターを現在地に移転し、OSAKAYA・Kiriri(きりり)をオープンしたのを機に、小売店からメーカーへ基盤を築いた。現在『育児工房』のブランドで『世界一のきもちいい。をめざして』をキャッチフレーズにアイデアと確かな品質で全国展開をしている。今年7月、オーガニックコットンに自然の植物の色を再現して染めた肌着がキッズデザイン賞(経済産業省などが創設)を受賞し、11月に開催される日本最大級異業種交流展示会『メッセナゴヤ2014』の出展を予定している。その準備やあちこちの展示会で多忙な日々を送り、自分の時間も自由にならない日が続くが、土曜日は仕事から離れて心と体を休めることにしている。
 「家内と一緒に業種を問わず、定期的に色々なお店を見て回ることが多いですね。外的要因を大切にしています。それと時には海外ドラマを見て息抜きをしています」
 
 より認知度を高め、赤ちゃん洋品で主力メーカーになること、世界に向けての発信と、明日の夢に向って今日も『?』・『!』と考え続ける。



たきもと・まこと氏 プロフィール
 1962年半田市生まれ。84年常葉学園教育学部卒業。北日本放送、岐阜放送を経て、96年(株)オオサカヤ入社。2001年オリジナルブランド「育児工房」設立。04年現職。半田市岩滑に夫人と在住。当所議員。

 

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