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■半田を知り、磨き、発信していく

2014/09/27(土)

 
株式会社JTB中部 団体旅行半田支店 支店長 木下和也氏
 
 1980年代から90年代中頃まで、北海道の夏は『ミツバチ族』と呼ばれるバイクのツーリングライダーで溢れた。当時大学生活を送った氏も『ミツバチ族』として青春を謳歌した。そして卒業旅行は、気の向くままインドネシアを旅した。旅はいつも身近なものだった。
 「退屈しそうもないだろう(笑)と、旅行会社を志望しました。人のお世話をするのは苦手だったんですが、配属された長野支店では、主に中学・高校の営業を担当しました。お世話をするということに多少ギャップはあったものの、修学旅行を中心にキャンプやスキー教室など、郊外学習の手配や添乗で時間に追われる毎日でした。中学生の登山の添乗では月に5・6回も山に登ったり、修学旅行の添乗では帰宅したらまた次の学校の添乗業務、シーズン中は毎日の睡眠時間が2・3時間でまさに体力勝負。仕事はハードでした」
 だが修学旅行では思わぬ副産物(?)もあった。女子高の添乗業務が終了し別れの時は握手攻めにあい、1週間くらいは支店に手紙や花束が届く。まさに入社1年目の社員はその1週間の間に『生涯最大のモテ期』を経験するという。そんな体験もした長野支店に8年間務め、平成10年に岐阜に転勤。のち多治見、静岡、名古屋、前任の飛騨高山では地域販売店に出向し平成25年現職に就いた。
 「旅行は形のない商品なので、見比べて買っていただく訳にはいきません。自分を売り込んで自らを知ってもらい、信頼して買っていただく。またお客さまの意向を、いち早くつかむことも必要になってきます。コンサルティング能力の必要性を肌で感じています。多くのお客さまと出会って様々なことを学びましたが、多治見時代は本当に学ぶことが多かったですね」
 初めて長として働くことで、全責任を負う立場になり、世界も広がり自分ながらに成長を感じた時期だったという。現職に就いた今、その豊富な経験と、新入社員時代に『生徒たちにいい経験をさせてあげたい』と誓った温かい想いを持って日々汗を流す。
 「当支店は教育旅行の比重が大きく、社員も若いので私の新入社員時代とダブってしまうこともありますが、修学旅行に対する想いを共有したいと思っています。明るくて元気いっぱいの社員ばかりで、毎日刺激があってみんな本当に楽しく仕事をしています。ですから楽しい旅行が提案できると思っています」
 旅行業界も今までの旅行という概念から、枠を広げることが求められる時代になってきた。その土地の光るものを見付けて磨き、外から集客することが大きな課題となっている。昨年当所と協賛した、知多の食と観光資源を結びつけたモニターツアーもその一例であり、より地域密着型の企業となってきている。
 「就任時より地域の方々のお役に立ちたいと思っています。私は半田が7回目の転任地ですが、その土地の名所旧跡や文化に触れることを楽しみにしています。半田は田舎と都会の良さを合せ持っているまちだと思っていますが、その良さに気づいていない方々も多いように感じています。彼岸花は本当に素晴らしく、昨秋は家から矢勝川までがジョギングコースで、毎日彼岸花を見に行っていました」
 仕事を離れれば子どもと遊ぶのが楽しみと休日には良い父親となるが、『その土地の良さを知り磨いて発信する』という使命感を持ち、今年も存分に潮干祭を堪能した。『お世話係をするのは苦手』と入った業界だが、今では『宴会芸で地声に似た郷ひろみの歌を披露し、どんな時も笑顔で接する』まさにお世話係に徹するJTBマンとなった。



きのした・かずや氏 プロフィール
 1967年静岡市生まれ。90年東洋大学経済学部卒業。同年(株)JTB入社。長野支店を皮切りに提携販売岐阜支店、多治見支店、提携販売静岡支店、中部提携販売事業部、(株)高山エース旅行センター(代表取締役)に出向し、2013年現職。半田市内に夫人、2人のお子さんと在住。当所議員。
 

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