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会員トピックス - ひと


 

■縁をつないで、輪を広げる

2014/10/26(日)

 
名鉄知多タクシー株式会社 代表取締役社長 藤田重記氏
 
 大学時代を過ごした東京は魅力的な街だった。迷いもあったが、初志貫徹で生まれ育った名古屋で根を下ろそうと名古屋鉄道に入社した。駅や車掌業務の現場研修や2年2ヶ月の関連会社への研修出向を終えて、1983年総合開発部に配属された。
 「熱田の森文化センターの立ち上げに携わり、その後今思い出しても頭の痛くなるような(笑)リトルワールド開園後の犬山の観光政策という大命題のレポート作りに追われる毎日でした。以後グループ内のタクシー会社や名鉄協商、経済団体等で勤務し、企画畑が中心でした。協商時代の作品としては藤が丘effeや名鉄岐阜駅ビルイクト、カーシェアリング・カリテコを創造してきました。また名鉄ホームセンター幕引きの責任者を命ぜられた事もありました。企画という仕事はルーティンワークがありませんが、結果は求められます。そのプレッシャーは感じていましたが、せっかちで粘り強い私の性格が仕事にあっていたかもしれませんね」
 その成果として毎年の様に新しい作品を創造し、モノを作る喜び、やりがいを実感した。また、その場その場で培った人との縁も大切にしてきたが、人生で大きなチャンスを迎えたのは1992年、中部経済連合会で仕事をした時だった。出向者としては珍しく海外視察団事務局を2度務め(95年オセアニア視察団、アメリカズカップ視察団)トヨタグループ、中電等の人たちとの出会いもあり、友人として縁を結び、さらに大きな輪が広がった。
 「人の縁で仕事が円滑に進んでくるようになりました。本当に有り難いことです。現職に就いて1年余りですが、今も多くの方々のお力添えの中で仕事をしています。企画仕事は現時点の問題点や課題を整理し、何をどう付加すれば新たな展望が開けるか。そんなことを貪欲に思考することを生業としてきましたので、今でも問題意識を大事に人の意見に耳を傾け行動をすることを心掛けています」    
 タクシーは高齢化社会の昨今、ドアtoドアの利便性に大きな期待が寄せられている。人を運ぶだけでなく、タバコを買ってきて欲しい、コンビニで酒を買って来て欲しいなどお客様の要望に沿ったサービス(お客様ヘルプデスク)を今年10月から始めた。また、半田商工会議所が『ごん吉くん』や『知多娘。』のキャラクターを応援していることを知り、メモ用紙やご用命カードに『知多娘。』を採用して好評を得ている。
 「知多半島酒蔵六蔵巡りも始めまして、知多半島の文化や伝統を発信するお手伝いをさせていただきたいと思っています。また、当社のタクシーは人に優しい交通機関としてナビ・ドライブレコーダー・空間除菌ブロッカーを全車に搭載しています。当社では乗務員がいかに安心して働ける環境を整備していくかがポイントとなってきています。営業所間の壁を乗り越え会社の意向や判断を徹底することで、効率が上がったように感じています」
 また、社員の自立性を尊重し参加意欲を高めるために様々な取り組みも始めた。この10月に創立55周年を迎えた同社は東海営業所の社屋から建て替えを始めた。それに関する様々なアイデアを社員から募り意欲の向上を図った。
 「タクシー事業に携わり自利利他の精神で取り組んできました。そのために自分として何が出来るか。一方、将来肩書きがなくなっても一緒に語らえる仲間を持つために、日頃からのお付き合いが大切だと実感しています。例えばボウリングやカラオケを一緒に楽しむ仲間がいる。日本酒を差しつ差されつ飲む仲間がいる。この素晴らしい関係をこの先長い人生、いかに上手くつなげていくかが私のこれからのテーマです」
 この自分が解放される時間と仲間、それが仕事をする上で大きな力となっている。


ふじた・しげきプロフイール
1958年名古屋市生まれ。80年明治大学商学部卒業。同年名古屋鉄道(株)入社。83年総合開発部。92年中部経済連合会企画部主査。95年岐阜名鉄タクシー(株)。04年(株)名鉄ホームセンター代表取締役社長。同年名鉄協商(株)。10年名鉄交通(株)取締役。11年名鉄タクシーホールディングス(株)取締役を経て、13年現職。愛知県タクシー協会知多支部長。趣味/ボウリング、ゴルフ、映画観賞(月20本以上)音楽鑑賞。陶芸。カラオケ、ヤオフク(評価数800以上)株式投資等。
名古屋市在住。当所常議員。
 

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