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会員トピックス - ひと


 

■楽しく、厳しく、優しく

2015/02/23(月)

 
中部電力株式会社 半田営業所長 山口和久氏
 
 新設校だったので男子生徒の採用はなかったが、後進に道を開くために先生に進められて入社試験に臨んだ。父親が勤める地元企業で働くことを当たり前に考えていたので、他企業への関心は持っていなかった。意外な展開に自身も驚いたようだ。
 「最初の勤務地は半田営業所でした。入社後の仕事は研修の意味もあって、企業カラーの黄色い自転車に乗って、家庭や工場の検針業務でした。遠くは1時間以上の道のりでしたが、今になって思えば、汗をかきお客さまと接する機会も多かった、あの時の経験が糧になっていると思っています」
 当時、検針は暗算で料金確定をしていた。習っていたソロバンが役に立ち数字を見れば答えが出てくる。数字に強くなっていった。そう言う訳ではないだろうが、以後、数字を相手にする仕事も多かった。
 「営業所が分割した後の新設営業所との数字合わせ。電気料金を確定するセクション。長い道中を越えてやっと現場に着くという、長野の辺境地での仕事。色々なことを経験しました。どの仕事にも学びがありました」
 30歳前に関わった工場やビルの契約や更新の仕事は、先進的分野の仕事であり、この時代も多くの人との出会いで見識も広がった。肩書きを持たない若者が、知識や業界に精通している大企業の主任技術者とあって話をする。緊張の連続だったがこの4年間で多くのことを学び、日々新鮮でやりがいも感じた毎日だったという。
 「当社が独自で愛知万博誘致担当部署をつくり、そこに営業担当者として配属されました。企業に賛助会員(自社に横断幕をかける)になっていただき、そのお金を誘致委員会がイベント等に使っていただくという、下支えの仕事をしましたが、愛知に決まった時は感動ものでした。みんなで思わず抱き合いバンザイをしました」
 人よりたくさん仕事をしようという思いと、負けたくないと一所懸命だった。それは中学時代に、猛練習に明け暮れた野球で培った精神が根底にあるかもしれないが、その思いが色々な仕事に巡りあうきっかけを作り、それが血となり肉となって自分を磨いていった。そしてその貴重な財産を携え、平成25年7月に現職として、33年ぶりに古巣である半田営業所に戻ってきた。
 「ある上司がいつも言っていた言葉『楽しく・厳しく・優しく』を胸に仕事をしていきたいと思っています。また、チームとしての職場づくりも重要で、いい意味でおせっかい役になって欲しいと思います。隣の人に興味を持てば、出ている何らかのサインに早めに気づいてあげられる。隣の人がまたその隣の人に‥、そうすれば全員がいい関係になってきます」
 楽しくというモットーで職場は笑顔あふれ笑い声に包まれている。そしてアフター5もそれに負けない程楽しい。半田商工会議所の常議員、ロータリークラブの一員としての活動も忙しいが、忘新年会、歓送迎会などの季節になれば日々の宴席の皆勤賞を狙う。
 「お声がけをいただけば、積極的にお付き合いさせていただいています。参加しすぎて体が悲鳴をあげています(笑)。今一番の趣味は、みんなと楽しく酒を飲むことですね」
 ここ5年程同社が持っている野球チーム「中電名古屋」の野球部長をし、若いメンバーとの会話や試合を楽しみにしている。
 「将来はヨメさんの実家が持っている畑で、本格的な家庭菜園をやっていこうと思っています」
 一つ目の夢の実現は、成人式に夫婦で参加したことだった。そして二つ目は農地利用の家庭菜園。多忙な中、その夢に向かって夫婦一緒に歩み始めた。



やまぐち・かずひさプロフィール
1960年常滑生まれ。79年常滑北高校卒業。同年中部電力(株)入社、半田営業所勤務。80年緑営業所、87年北営業所、92年名古屋支店、96年愛知万博の誘致担当。後、長野県伊那市、名古屋支店、天白営業所長を経て、2013年7月に現職。半田市在住。当所常議員。
 

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