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■仕事も私生活も地域密着型

2015/06/27(土)

 
安全タクシー株式会社 代表取締役 鈴木康史氏
 
 創業当時からの社訓「安全運転を第一に、乗客サービスに献身し、信頼される安全タクシーを育てよう」にはお客さまに対する想い、会社としての姿勢が全て集約されている。3代目として会社を担う氏も、先代への想いと感謝を胸に社訓を復唱する毎日。
 「今で言う自分探しのために、高校卒業後はアルバイトをしました。祖父を尊敬していましたが、会社経営に興味も持てず、外に出たのですが働くことの楽しさを実感しました」
 2年程経った頃、当時他企業に勤務していた父親から、家業に入社を勧められた。先ずは修業からと名古屋近鉄タクシーに入社し、現場を知るために乗務員として働き始めた。
 「バブルが崩壊し、長時間勤務で歩合制という、きつい労働条件の中での毎日でした。いくつもの仕事を経てドライバーになった人も多く、人生の先輩の中での仕事は、学ぶことばかりでした。1年間の予定でしたが、ご配慮いただき総務や営業等で数年間、お世話になりました。最初は祖父の手伝いが出来ればという気持ちだったのですが、仕事の面白さや、やりがいを感じ後継者の道も考えるようになりました」
 平成9年、同社に入社。繁忙期には乗務員を務めながら、日々の業務に追われた。ちょうど乗車料金が手計算から、カードシステムに移行する時期であったために、操作方法を指導する仕事も重なり、忙しさに拍車をかけた。
 「僕自身若かったし、強面で声も大きい人が多かったので、気を遣って話をしていました。今もそうですね(笑)。最近は話をするのは慣れてきましたが、やはり苦手ですね。祖父が急逝し、入社した父と2人で代表を務めていましたが、昨年11月に父も亡くなり、今は妹夫婦が支えてくれています」
 兄弟仲良くという父親の遺言に応えて妹さん夫婦が、そしていずれは弟さんも片腕として同社の屋台骨を支える日が来るようだ。
 「創業以来、地域密着型をモットーとしてきました。少子高齢化を迎えた今、高齢者や子育て支援に力を入れながら、社会貢献が出来たらと考えています。高齢者の方の買物のお手伝いをしたり病院に付き添ったり、忙しいお母さんに変わって保育園などにお子さんの送迎など、お役に立てることはあるはずです。また、近い将来のJR武豊線の高架化に備えて、新しい展望も視野に入れた展開も考えています」
 そして同時に、質の高い真心込めたサービスを、提供する職場づくりを目指す。いかに思いやりを持ってお客さまと接するか。それは乗客サービスに献身するという社訓につながり祖父、父親の想いをしっかりと受け継いでいる。忘年会シーズンには乗務員としてハンドルを握ることもある。そんな時はかつての自分を振り返る時でもあり、自分と向き合う大切な時間である。
 「仕事も地域密着ですが、私生活もそうです。最初は尻込みしたのですが、10年程前に友だちに誘われて、半田商工会議所青年部や商店街、祭りに関わっています」
 新しい人との出会いに感謝し、祭りを通して、伝統文化の素晴らしさを改めて実感した。そして知るほどに半田のまちが好きになり、半田の歴史を語り、名所旧跡を紹介できる乗務員を育成する必要性を感じた。
 「楽しみですか?一人でコソッと飲むことです(笑)。周りに気兼ねなく飲めますからリラックスします。冬はスノボです。小さい頃は祖父や父がゴルフに夢中になるのを見て、ゴルフなんてと思っていました。ご迷惑をかけないくらいになってくると、僕も楽しさが分かるようになりました。これも受け継いでしまったのでしょうか(笑)。」


すずき・やすしプロフィール
昭和45年半田市生まれ。63年阿久比高校卒業。平成2年名古屋近鉄タクシー(株)入社。9年同社入社。23年現職。2世の会の人が集う『次世代タクシー研究会』会員。半田市在住。 
当所常議員。
 

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