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■赤レンガ建物、カブトビール、モノ作りの拠点、半田の誇る財産

2015/10/27(火)

 
半田赤レンガ建物 館長 飛田幹真氏(開TBプロモーション)
 
 7月18日、半田市の新しい観光スポットとしての期待を背負い「半田赤レンガ建物」がオープンした。地元の人々の想いが結実した日でもあり、舵取りを任せられた氏は取り分け感慨深いものがあったようだ。
 「半田の先人たちが築き上げ、現在まで守り続けられた貴重な財産を運営していくというプレッシャーはあります。今はまだオープンしたばかりで、先が読めない毎日ですが、やりがいや楽しさも味わいながら、この場所で働けることに感謝しています。当社は広告、旅行業務に精通する人材も豊富ですので、全社挙げて全国からの誘客を目指しています」
 おもてなしの達人とも言える氏は、1984年日本交通公社(JTB)に入社し、旅行に関する様々な部署に関わってきた。旅行商品の造成・企画・営業、地域交流推進部長として高山市・飛騨市のインバウンドPR事業などに携わり、旅行業歴25年のベテランである。
 「JTBには新しい施設や地域に眠る観光資源を地元の方々と一緒に磨き、光る資源にして全国に発信する地域活性化の部門もあり、私もそのお手伝いをしてきました。昨年JTBプロモーションに出向し、縁あってこの度現職に就任しましたが、今までの経験を活かし半田市のお役に立てればと思います。半田赤レンガ建物は、全国でも数少ないレンガ造ビール工場の遺構で、希少価値は高く、誇るべき財産だと思っています」
 現存する煉瓦建造物として最大級の規模を持ち、ビール醸造に必要な低温を保つために、現在では類例のない技法が施されている。外観も木骨煉瓦のハーフティンバー棟が併設され、世界遺産の富岡製糸場と並び貴重なものだという。そして明治建築界の三巨頭の一人、妻木頼黄の設計も大きな魅力となっている。
 「赤煉瓦倶楽部半田の皆さんのご協力で、当時のレシピを再現した、生カブトビールを召し上がっていただけるのも大きな魅力です。今は女性がお昼にビールを飲んで、ゆっくりくつろぐことがブームになっているようで、カブトビールとジャーマンプレート(★)を楽しむ姿も時折見かけます。カブトビールグッズや、半田の魅力が詰まったこだわりの逸品「いいかも!半田コレクション」もお土産として好評です」
 ビール工場として建築されたのが1898年。1世紀以上も前に一地方都市半田が、ビール業界に参入しようとしたチャレンジスピリット。その先人の気概や信念をここに来て、見て感じて欲しいと語る。
 「建物や展示物を見て新しい産業を興す子どもや、新たなものを作る科学者を輩出する場所になると嬉しいですね。そういったことを体験できるプログラムや、イベントを開催しています。モノづくりの拠点はここにもあります」
 モノづくりという観点から、知多半島から厳選した農産物やクラフト販売の『半田赤レンガマルシェ』(毎月第4日曜日)を開催し好評である。明治を感じていただきたいと『半田赤レンガ骨董市』(毎月第1土〜月曜日。関東から九州地方の骨董業者40店舗程が出店。今年度中)も開催するなど、様々な取り組みを始めている。
 「11月8日には、酢がテーマの体験型博物館ミツカンミュージアム(MIM)がオープンします。連携して回遊性を高めることが必要でしょうね。同時に新美南吉記念館や、國盛酒の文化館などとつながりを持ちながら、誘客のお手伝いができたらと思います」

 「丁重で正確でスピーディなサービスは当たり前です。お客さまそれぞれニーズは違いますが、こんなことまでしてくれるのというような、ちょっとした心遣い、サプライズを感じていただける。そんなおもてなしをしていくことが使命と考えています」

★カブトビールに合うドイツ風料理。ドイツパンとソーセージ、酢漬キャベツ(サワークラウト)の盛り合わせ


ひだ・みきまさ氏プロフィール
昭和34年一宮市生まれ。59年立命館大学産業社会学部卒業。同年(株)日本交通公社入社。国内旅行商品(エース)造成企画課長、団体旅行営業課長等を経て、平成24年地域交流推進部長。飛騨地域活性化事業、スポーツ交流事業等構築。26年(株)JTBプロモーションへ営業担当部長として出向。指定管理業務を推進。27年現職。飛騨市エコツーリズム研究会委員。
 

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