半田商工会議所 THE HANDA CHAMBER OF COMMERCE & INDUSTRY

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地震災害対策として、とにかく備えを着実にすすめる事が大切!!

2018年10月10日(水)

 当所企業問題対策委員会(本美勝久/半田信用金庫)では10月5日、視察研修会を実施して、19名が参加しました。
 
 名古屋地方気象台は、大正11年から設置され、仕事として「東海4県と東海海域を対象とした防災気象情報を発表」、「市町村の防災対策を支援」、「港湾気象サービス」を実施。そして、命を守るための情報、生活と密接に係る情報、地震に関する情報を気象の観測情報(風速、温度、日照、雨量)を提供しています。
 見学中に、最近、雨量が多いと思われているが、年間雨量は余り変わらず、極端に降る時と降らない時があると担当者が説明されました。 
 名古屋大学減災館では、「BCPの実効性を高める」と題し、名古屋大学減災連携研究センター 准教授 都築充雄氏の講話を開催。
 中島飛行機工場(半田市)で、多くの被害者が発生した原因は軟弱地盤、北海道地震の停電は、非常用発電装置と送電線の回線経路の不備が原因と紹介。また、今後、南海トラフ地震は30年以内に80〜90%おこると予想され、BCPの作成は不可欠。
 実効性の高いBCPは、(1)企業自らが考え対策を打てる力をつける事が大切、(2)自社だけでなくあらゆる関係者の協力が必要、(3)普段から関係者との対話や社会との関わりを持つ事が重要と講師は説明。最後に、とにかく備えを着実にすすめる事が大切と締めくくられました。