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少子高齢化時代の人材戦略(平成26年8月号)

2014年7月30日(水)
少子高齢化時代の人材戦略(平成26年8月号)  アベノミクスの流れの中で景気回復局面にありますが、中小企業においては少子高齢化や団塊世代の大量退職など、人材確保に対する懸念が構造的に強まっているという面もあります。知名度の低い中小企業にとって人材の確保・
育成を出発点とする人材戦略は、生き残りをかけた重要な経営課題の一つです。
 近年、「人材戦略」の重要性が高まる中、性別・年齢・国籍などに関わらず、多様な人材を活用することによって、企業の組織力や競争力の強化に結び付けようとする経営手法であります「ダイバーシティ経営」が、中小ものづくり
企業の現場でも注目を集めつつあります。
 女性や外国人を問わず、実力のある人材が最大限の力を発揮するような環境を提供し、組織の求心力を高める努力を怠っている企業は、将来の存続が危ないといっても過言ではないでしょうか。

★女性活用と外国人の戦力化
 女性の戦略化は、中小ものづくり企業においても、最も身近でかつ極めて重要な人材戦略といえます。潜在的な就業希望者は約300万人超にのぼるともいわれています。かつて女性労働の問題は、仕事と家庭の両立支援や保育園の拡充といった点から語られてきました。昨今では女性の持つ人的資源を活用して社会全体を成長に導くという視点に立った議論がされるような傾向にあります。やはり数でなく質の問題で、優秀な女性キャリアが途絶えることなく、
実力を積み上げていける組織にすることが、女性の活躍できる組織を作るためには不可欠であります。そのような仕組みの出来上がっている企業は、女性だけでなく男性にとってもワークライフバランスが取りやすく、業績の上がる傾向にあります。女性が活躍している企業ほど利益が上がり、企業価値を創造することができるということを経営のトップが明確に意識し、経営に生かしたいものであります。当金庫も、今年度初の女性支店長を誕生させました。
 女性を戦略的に登用することで、現場の戦力化だけでなく、女性ならではの価値観、特性、能力を引き出し、イノベーションの創出につなげていくことを期待しての登用であり、また、意識して女性を採用し、育成し、支援すべきであることを実践したものであります。「女性はこうあるべき」というような個人的な思いからその人固有の潜在意識を見逃さないようにするためにも、男女問わず、教育訓練が必要なのかもしれません。

 わが国の外国人労働者数は、直接雇用、間接雇用(派遣・請負)ともに年々増加傾向にあります。「人件費の流動費化」を図る目的が主流とされていた時代もありました。近年の内需低迷により、中小ものづくり企業においても、
外国人人材の積極的かつ戦略的な登用の重要性が高まっています。
 外国人労働者の採用においては、言葉の壁はないとは言えませんが、企業経営に与えるプラス面の影響も大きいものはあります。雇用することで、グローバル時代に不可欠な社員の語学力の向上と、海外展開への無用な「抵抗感」がなくなる効果が期待できるからです。

 最後に「女性の活用」「外国人の戦力化」といった取り組みは、社員の満足度を高め、会社全体の活性化、業績向上にも結び付く可能性を大いにひそめています。中小ものづくり企業は、その柔軟性を活かし、ダイバーシティ経営を通じて企業価値を高め、競争力を発揮したいものであります。


半田商工会議所 副会頭 榊原康弘(知多信用金庫 理事長)


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鉄は熱いうちに打て(平成26年7月号)

2014年6月27日(金)
鉄は熱いうちに打て(平成26年7月号)  私は一高(旧制第一高等学校)の最後の卒業生です。昭和23年4月、2年生になったときに1年生が入ってきましたが、学制改革で彼らは1年いただけで新制の4年制大学に移ってしまいました。従って3年生のときには、下級生はいないという状態でした。
 一高に入るのは難しかったからかなり勉強しました。自宅は電車で通えば10分位のところです。全寮制でしたから、入学と同時に寮生活が始まりました。敗戦後の食糧事情が悪いときでしたから、寮食の定番は朝食が雑穀入りのおじやと薄い味噌汁、昼食はすいとん、夕食は芋と水っぽいすけそう鱈の煮付けでした。
 一高というのは全寮制を抜きにしては考えられません。寮生活が中心で、自治会の長である全寮委員長を選挙で決めていました。社研という部屋があって、後に共産党の指導者になった人たちが入っていました。私は社研に入る勇気はなかったので、同じマルクスを勉強するにしても、もっと自由な立場で勉強する部屋はないかと探していたら、哲学の真下教授が部長の弁論部というのがありました。それで弁論部に入りましたが、弁論大会などはありませんでした。
 当時は選択する外国語によって、英語が文甲、ドイツ語が文乙、フランス語が文丙とクラス分けされていました。私は文乙を選びました。どうして暁星中学出身なのに文丙でなく文乙を選んだのか良く思い出せないのですが、多分、母が若いころ女子医専に通っていて、当時は医学書というのは皆ドイツ語でした。そんなことからドイツ語のクラスを選んだのかと思います。
 ドイツ語の先生は竹山道雄教授(「ビルマの竪琴」の著者)でした。校長は天野貞祐先生で、その前の安倍能成先生も校長でしたが、一高の校長の後、文部大臣を務めました。初めて学ぶドイツ語のテキストとして、竹山教授はヘルマン・ヘッセの作品、天野教授はカントの「実践理性批判」を使ったと思います。後年、ドイツの高官から「ドイツ語を勉強したのに何故会話ができないのか」と聞かれて、「実践理性批判」やヘーゲルの「論理学」を原書で読んだと言ったらたまげていました。
 授業に出るのは3人で1年間25時間という部もありました。だから代返を頼んだり頼まれたりしていました。或るとき、6人分の代返を頼まれて授業に出たら教室に7人しかいないことがありましたが、先生も分かっていて、にやにや笑っていました。寮で独学で勉強し、先輩や仲間と議論するという人が多かった。寮で知識も友情も育むというのが学生生活の骨子でした。だから親友の某君なんかは、授業に出ていないから一高を卒業するときはクラスの40人中、ビリから2番だったが、東大法学部では全優で、トップで卒業していました。
 休暇のときには、仲間と奈良に行ったこともありました。和辻哲郎の「古寺巡礼」を持って、新薬師寺から唐招提寺まで本に書いてあるとおりに歩いて巡りました。そういう文化的な面も、自分たちで考えて能力を高め、広い教養を身につけるというやり方でした。一高に入った人は皆選ばれた人という意識と自覚を持っていました。旧制高校のいいところでもあり、問題のあるところでもあります。それで戦後の学制改革のときに、東大の南原繁総長が米国の意を汲んで、少数の高校・大学から、能力のある者は誰でも行ける機会均等の高校・大学に変えてしまいました。このことは一高の雑誌に載っています。天野貞祐教授は一高を無くすのに反対でした。
 十代の若者が問題を共有し、自分で学び考え、議論を通じて仲間が支え合うという、こういう旧制一高のような全寮制の教育システムは、日本ではもう難しいでしょう。


公益財団法人 国際金融情報センター 前理事長 大場智満

(おおば・ともみつ プロフィール)
1929年東京都生まれ。東京大学法学部を卒業して大蔵省(現・財務省)に入り、財務官、大蔵省顧問、国際金融情報センター理事長、顧問を経て、平成24年9月退任。ドル高是正へ日米欧5ヵ国が大量の為替介入で協調する85年の「プラザ合意」を準備した。


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「人材を育む・・・」に触れて思うこと(平成26年7月号)

2014年6月27日(金)
「人材を育む・・・」に触れて思うこと(平成26年7月号)  半田市観光協会の平成26年度事業の柱の一つに、半田市からの委託事業で進めている「蔵のまちにぎわいづくり事業」があります。
 各種施設が工事中の半田運河蔵のまちですが、魚太郎さんから國盛酒の文化までのコンパクトなエリアでも今まで以上に季節を感じられたり、道路整備が進んできた半田運河周辺をより楽しんでいただくことをめざした事業です。モッコウバラ祭や節句等の催事にタイアップして、小栗家住宅前で体験・物販・演奏などで楽しんでいただける企画を調整しています。
 この事業のもう一つの目的に、観光分野での人材開拓・人材育成があります。モッコウバラや秋の彼岸花が如実に示すように、催事にシンボル(「ご神体」と表現する方もいます)があると、イベントのイメージをお客様に伝えやすくなります。そのシンボルが醸し出すイメージに合う企画を担って下さる方々に参加していただき、半田の観光催事の担い手になっていただけるようにという願いがあります。

 半田市観光協会では、「観光啓発事業」も自主事業で行っています。こちらのほうは、企業のみなさんの研修講師をはじめ、小・中学校の校外学習や高校生・大学生のキャリア教育のサポート、インターンシップの受け入れなどをさせていただき、子どもたちや若者たちが半田市の文化や産業の特徴などを知り、学びたい・暮らしたい・働きたいに繋がることを期待しています。観光協会では、学校のニーズを受け止めさせていただき、施設やNPO、時には企業さんにもアプローチをして、学校でのゲスト講師を務めていただいたり、施設見学等を受け入れていただいています。
 5月〜6月にコーディネートをさせていただいた亀崎中学校1年生の「半田・亀崎をもっと知ろう」という校外学習の授業では印象深い場面がいくつかありました。亀崎中学校1年生の授業の組み立てをお手伝いさせていただくのは3度目になりますが、今年初めて、「潮干会」のみなさんのご協力をいただきました。
 「亀崎をもっと知ろう」という視点で、有脇と旧市街地のコースは昨年もありましたが、担当の先生方と打ち合わせをするなかで、工場地帯も亀崎中学校の校区であり保護者の方が働いている家庭もあるはずですが、亀崎地域という視点ではあまり捉えてこなかったという声がありました。観光協会職員として「潮干会」あるいは「日東会」という集合体の存在は知っているものの成り立ち等詳細は知りません。…どこからアプローチと考えて真っ先に浮かんできたのは、半田商工会議所さんには「潮干会」の担当さんが居る…でした。
 5月15日の学校での組み立てと、6月5日の5時間あまりにわたる潮干町への訪問をコーディネートしていただきました。5月15日の導入授業、わずかな時間ですが私も見学させていただきました…衣浦港の企業立地の話は目からウロコでした(当然ですが、年を重ねても知らないことばかりです)。亀崎中学校の授業は他にも5つのコースがあり、コマーシャルづくりに携わった話からグイグイと中学生を引き付けた企業の方、有脇・亀崎に生まれ育って70余年の方、武豊から駆けつけて下さった方、そして半田市役所の職員さんにも教壇に立っていただきました。…6コースが組み立てられて良かったという安堵感もありましたが、観光協会の身の丈を超えた調整をしているなとも感じました。
 半田市では「キャリア教育」が大きく掲げられ、様々な体験企画なども立案され、子どもたちをまちで育てるが進められています。ただ、教育コーディネーターあるいは学習コーディネーターというような役割の組織が明確になっているのかまでは確認したことがありません。年度が代わったり、先生方に異動があっても蓄積された情報が役立ち、ニーズに合った調整が進められるようになると良いなと感じた梅雨の走りでした。…7月〜8月には、大学生のインターンシップあるいは、日本福祉大学のサービスラーニングという授業の大学生さんを受け入れさせていただく予定です。職業についてより具体的に育んでいかなければという若者たちです。出会う機会がありましたら声をかけていただけるとありがたいです。


半田市観光協会 事務局長 松見直美


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◆◆◆冷蔵庫の賢い使い方◆◆◆

2014年6月26日(木)
 暑い毎日が続き、冷たいものが食べたくなる季節ですね。今回は、特に夏に大活躍する冷蔵庫の節電方法についてお伝えします。

〈ポイント〉
@詰め方を工夫する
冷蔵で効率よく冷やせるのは、スペースの7割程度までです。詰め込みすぎると庫内温度が上がり、それを下げるために電力を余計に使うことになります。それに対し、冷凍庫は凍っているものを詰めて入れるようにしましょう。凍っているもの同士で冷やし合うので節電につながります。

A期限を確認する
冷蔵なら生鮮食品(生肉・生魚など)は2〜3日、そのほかの食品や保存食は2週間、冷凍なら3か月を目安に計画的に購入しましょう。

B適温で保存する
冷蔵庫の温度調整は、庫内に強・中・弱のダイヤルがついていたり、扉にデジタル表示で温度管理ができるようになっています。強から中にするだけでも節電になります。
(目安温度:冷蔵室 1℃〜5℃ ・野菜室 3℃〜7℃ ・冷凍室 -18℃〜-22℃)

C開閉しすぎない
冷蔵庫の温度は10秒程度の開放時間で0.2℃〜0.3℃上昇します。1分以内であれば温度上昇は1℃未満に抑えられますが、長くあけておくほど温度上昇幅も大きくなります。一度上がった温度が設定温度に戻るには約1時間かかりますので、なるべくあける回数は少なめにしましょう。

D傷んだゴムパッキンは取り替える
隙間から冷気が漏れていると電気の無駄使いになります。冷蔵庫の扉を閉める時に紙を1枚挟んでみましょう。落ちてくるようであれば、ゴムパッキンが緩んでいますので交換が必要です。

今年の夏は食品を傷めないよう気を付けながら、上手に節電をしてみましょう!


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◆◆熱中症にご用心!◆◆

2014年6月3日(火)
 熱中症は、身体が暑さに慣れない梅雨明けの時期に多発する傾向があります。今から対策をとり、この夏を元気に乗り切りましょう!
☆身支度☆ 
@必ず飲み物を持ち歩く。
A白っぽく、風通しがよい素材の服を着る。
B外出時は、帽子や日傘で直射日光を避ける。

☆体 調☆ 
@睡眠不足や体調不良、食欲低下の時には無理をしない。
Aのどがかわいていなくても、毎食ごと・10時・15時・就寝
前に、コップ1杯程度(150〜200cc)の水分補給を忘れずに!
(冷たいものが効果的)運動前はコップ2杯の水分をとり、
よく汗をかいた後は、経口補水液やスポーツドリンクを補給。

☆環 境☆ 
風通しをよくし(エアコン・扇風機は必要に応じて)、すだれ・緑
のカーテン等で直射日光をさえぎる。涼しいうちに打ち水を行う。
熱中症かなと思ったら、涼しい場所へ移動し、衣服をゆるめて、水分・塩分をとりましょう。意識がもうろうとする場合は、救急車を呼びましょう。

◆◆半田市国民健康保険に加入の40歳〜74歳及び75歳以上の皆様♦◆
特定健診・後期高齢者健診が始まりました。特定健診は、メタボを始めとする生活習慣病の発見などに的を絞った健診です。お送りしてある受診券と保険証をお持ちのうえ、実施医療機関で10月15日までに受けましょう。

半田市保健センター


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変化を速める日本経済(平成26年6月号)

2014年5月28日(水)
変化を速める日本経済(平成26年6月号)  「日本経済はルビコン川を渡った」。
 学生にはいまの日本経済を説明するさい、このような表現を使っている。これにはいろいろな意味が込められている。一つは、後戻りはあり得ないということだ。詳しいことはここでは述べないが、日本銀行が行った大胆な金融緩和で、もうデフレの時代に戻ることはないとみてよいだろう。
 ルビコン川ということの意味は、今後の日本経済は変化のスピードが速くなるということだ。その展開が私たちとって好ましいものなのか、それともそうでないかは、まだ分からない。経営者にとってみれば、その対応しだいということだ。
 ただ、重要なことは変化のスピードが速くなっていることで、それに対応できない企業にとっては大きなリスクとなる。逆に、変化にうまく対応することで大きなチャンスをつかむ企業もあるだろう。いずれにしろ、変化の方向とスピードに注意しなくてはいけない。
 変化の大きな方向は明らかだ。高齢化と少子化と人口減少はまだ進んでいくだろう。大都市への人口流出も含めて、地方都市の人口は急速に減少してく。グローバル化の進展やアジアの成長も大きな変化の波として日本経済を襲うだろう。そして情報通信などの技術革新が社会やビジネスのあり方を大きく変える。
 考えてみれば、こうした変化の方向は20年前から分かっていたことだ。それにも関わらず社会や企業が動かない。これがデフレの本質だ。デフレの時代、国民も企業も「今は何もしない。決断を先送りする」という守りの姿勢に入ってしまった。だからデフレが続いたという面もあるのだが、とにかく日本の社会は停滞した。
 アベノミクスの本質は、こうした停滞した社会を動かすということである。その結果として、人口減少やグローバル化に対して対応できなかったつけが一気にくることなる。ルビコン川を渡った後の変化のスピードは加速化する。
 安倍内閣の改革はなかなか進まないという人がいる。しかし、そうした人は現実をよく見てないのではないか。消費税は8%になった。法人税の引き下げの論議が本格化した。TPPに関する日米交渉は難航しているが、それでもあとは豚肉と自動車というところまでいったんは合意が進んだ。今後はその二つをさらに進めると言っている。こうした変化の中で、農業改革が本格化しようとしている。医療や年金でも、大きな改革案がいろいろと浮上している。
 社会を変えていくような改革は、どこの国でも簡単に実行することができるものではない。ただ、その改革を進めなくては、日本は先に進めないのだ。そうした意識が政治の場でも出てきている。だから、いろいろな動きが出始めているのだ。
 こうした変化をもっとも敏感に感じなければいけないのは企業経営者だと思う。変化は大変な利益機会であると同時に、対応を誤れば大きなリスクともなる。20年も停滞してつもった歪みが、いま一斉に音をたてて崩れようとしている。その変化をぜひビジネスチャンスにいかしてほしい。そうした企業が多く出てくれば、日本経済の将来も明るいものになるだろう。



東京大学大学院経済学研究科教授 伊藤元重

(いとう・もとしげ プロフィール)
1951年静岡県生まれ。1974年東京大学経済学部経済学科卒業。1978年米国ロチェスター大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在は大学院経済学研究科教授。税制調査会委員。復興推進委員会委員長。経済財政諮問会議議員。社会保障制度改革国民会議委員。公正取引委員会独占禁止懇話会会長。
著書に『入門経済学』(日本評論社、1版1988年、2版2001年、3版2009年)、『ゼミナール国際経済入門』(日本経済新聞社、1版1989年、2版1996年、3版2005年)、『ビジネス・エコノミクス』 (日本経済新聞社 2004年)、『ゼミナール現代経済入門』(日本経済新聞社 2011年)など多数。


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半田へ通って、半田の情報を持って…シンポジウムRさん始動(平成26年6月号)

2014年5月28日(水)
半田へ通って、半田の情報を持って…シンポジウムRさん始動(平成26年6月号)  吉本興業と全国の自治体・企業との共同企画「住みます芸人」の半田とのご縁が2年目を迎えました。4月9日半田市役所での記者会見を経て新聞の見出しを飾ったのは「次は通って半田をPR」の文字です。
 昨年は8か月商店街の空き店舗に住み込む形で「おいでや半田通信局」を開設、八面六臂の活躍をしたシンポジウムのみなさん方ですが、水色のユニフォームと金髪に大きな眼鏡がトレードマークの大林さんが、故郷の北海道に帰り、札幌よしもとで活動することになり、新メンバーとして「小鈴木さん」が加入し、グループ名も「シンポジウムR」となり、再び半田へ登場してくれることとなりました。新聞の見出しのとおり、名古屋市・犬山市・尾張旭市、出身の3人は、愛知県住みます芸人として活動する中、半田市とのご縁をより深めて下さるということです…「半田へ通って」であったり「県内の様々な場所で半田をアピール」してくださったりになります。
名前の末尾の「R(あーる)」には、「Reborn(再生)」「Renewal(一新する)」という意味が込められています。
 半田市観光協会は、半田市から委託を受け、地元としての業務を担当させていただくことになりました。昨年は、8か月間住んでいましたので、打ち合わせのためにちょっと寄ってもらってということもできましたが、今年はそういう訳にはいきません。しっかりスケジュールを立てて活動していただくことが必須です。
 シンポジウムRさんの活動の柱は、

1.市外への情報発信
2.来訪者へのおもてなし

です。
 昨年、シンポジウムさんが培った力をベースに「R」が持つ新たな魅力も引き出していきたいと思います。「市外への情報発信」では、愛知県内の全市町村を訪問し半田PRを進める予定です。そして、「来訪者へのおもてなし」では、蔵のまち周辺での催事のブース出店や昨年手応えを感じた「ごんの秋まつり」でのガイド活動や紙芝居上演などを予定しています。

 みなさま方の会社のイベント等に「シンポジウムR」の出演を検討していただける機会がありましたら、観光協会へご一報下さい。スケジュール、出演料等の調整のつなぎ目役もさせていただきたいと思います


半田市観光協会 事務局長 松見直美


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栄養バランスの良いお弁当

2014年4月28日(月)
 手早くできて健康に良いお弁当作りを楽しんでみませんか。手作り弁当は経済的で栄養面でも優れています。
 お弁当を作るときに覚えておきたいのが「3:2:1」の栄養配分比例です。お弁当箱を上から見て、半分のスペースにご飯やパンなどの主食を入れ、残りの3分の2に野菜などの副菜、3分の1に卵や魚・肉などの主菜を詰めます。これで主食3:副菜2:主菜1となり、栄養バランスが整います。 
 お弁当の魅力の一つは、外食で不足しがちな野菜がとれることです。1日に必要な野菜の摂取量は300g〜400gです。お弁当には100g、生の状態で両手に軽く1杯が目安量となります。緑のブロッコリーやキャベツ、赤いトマトや人参、そしてゴボウなどのほか、冷凍野菜も上手に使い、彩りも楽しみましょう。  
 忙しい朝に備えて、前日に材料を切り下茹でするなどの準備をしておくと便利です。そして1人分なら大きなフライパンで、複数のおかずを同時進行で作ることができます。たとえば下茹でした野菜をアルミカップに入れバターやチーズを添えて温めながら、残りのスペースでスクランブルエッグや鮭のホイル焼きなどができます。
 (お弁当箱には、ご飯は温かいうちに、おかずは少し冷めてから詰めるのがコツです。)
 寝坊した時は、そのままでも食べられるゆでたジャガイモやブロッコリー、ミニトマトやレタス、キュウリをタッパーに入れ、パンと殻つきのゆで卵も加えて、素材弁当の出来上がり。携帯用のドレッシングや塩コショウが用意できれば味付けもその場で出来ます。デザートに果物を持参すれば、栄養価も満足度も上がります。
 緑のさわやかな公園でお弁当を広げるのもまた楽しさとおいしさが増すことでしょう。 


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リニューアルしました「知多半田駅前観光案内所」(平成26年5月号)

2014年4月25日(金)
リニューアルしました「知多半田駅前観光案内所」(平成26年5月号)  平成21年7月からクラシティ半田3階で運営させていただいている「知多半田駅前観光案内所」は、2年前に同じフロア内で場所を移動しました。エスカレーターで3階に昇って来られたみなさんには、案内所が無くなってしまった?とご心配をかけたことを思い出します。その「知多半田駅前観光案内所」が、4月からまたまた変身したのをご存知ですか。
 知多半島の5市5町は、平成22年4月に観光庁より広域で観光を推進する「観光圏」の認定を受けました。それ以来、PRやイベントなどで従来以上に連携を取り誘客を図ってきましたが、推進母体「知多半島観光圏協議会」は事務局を幹事市である半田市の商工観光課内においてはいるものの専任職員はいない状態でした。知多半島での滞在時間の長時間化、それに連動するおもてなしの充実…効果的なPRによる一層の誘客のためには、「専任職員の配置が必須の声」がようやく実現しました。
 前置きが長くなりましたが、4月から専任職員として渡辺吉明事業推進事務所長が知多半田駅前観光案内所に同居されています。同居していただくために、3月末レイアウト替えをしました。

 広域の事業は、知多半島観光圏協議会の総会などを経て、渡辺所長を中心に情報発信、商品造成など進められることになりますが、すでに動き出した事業があります。
 『知多半島観光圏協議会5周年×名鉄120周年記念「知多半島ぶらぐる散歩」』です。4月19日の東浦町から来春3月7日の知多市まで知多半島の各市町でハイキングが開催されます。「於大まつり」「花かつみ」「梅まつり」など季節感と地域特色のあるタイトルが目をひきます。全9コース中4コースあるいは6コース以上ご参加の方には「もれなく」あるいは「抽選」でプレゼントが贈られるなどのお楽しみがいっぱいのハイキングになっています。…全コース制覇の方も多数生まれるのでは、という期待も膨らみます。
 知多半田駅前観光案内所での同居は内定していたものの、人員配置・電話の開設などが動き出す前にPRを始めなければという状況でしたので、問合わせ先にはNPO法人半田市観光協会(知多半田駅前観光案内所)を入れさせていただきました。広域の事業主体と知多半田駅前観光案内所の同居から生まれるものはまだまだ手探りです。「知多半島ぶらぐる散歩」も記念事業としてスタートをきりますが、目指すのは次年度以降も継続し知多半島の魅力に触れていただく代表的な事業になることです。今後も様々な広域の事業が展開されると思いますが、場の同居というだけではなく、柔軟に連携を取り合い、半田そして知多半島の魅力を多くの方に堪能していただけるように努めていきたいと思います。

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「知多半島ぶらぐる散歩」の今後の予定
 5月10(土)美浜町 源義朝ゆかりの地巡りと知多半島感謝デーin南知多ビーチランド
 6月15日(日)阿久比町 初夏の阿久比。新緑の田園風景と幻の花「花かつみ」
 9月28日(日)半田市 彼岸花に染まる矢勝川堤と半田蔵のまち散策
 10月12日(日)常滑市 新しさと懐かしさを感じるまち常滑を歩く!秋の散策ハイキング
 11月22日(土)南知多町 潮風かおる千鳥ケ浜と内海の史跡巡り
 12月14日(日)武豊町  壮観39,000枚の太陽光パネルの並ぶ「メガソーラーたけとよ」から味噌・たまり蔵のまちなみ
 平成27年1月24(土)東海市 聚楽園大仏と「坂角のゆかり」発祥の地を巡る 東海フラワーショウ
 3月7日(土)知多市 佐布里池梅まつりと春色に染まるパークロード


半田市観光協会 事務局長 松見直美


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今を戦前にしてはならない(平成26年5月号)

2014年4月25日(金)
今を戦前にしてはならない(平成26年5月号)  ここ数年来、日本を覆っている暗雲は、漸く一部では薄日が射してきたようですが、まだまだ重く垂れこめたままです。近隣諸国からの執拗な外圧、国や地方が抱え込んだ途轍もない借金の重圧、いずれは行き詰りそうな年金制度や医療介護制度への不信、そしていつか必ず来る大地震への不安等々、国民の心に重くのしかかっています。政官民あげて先送りを重ねてきた難題の付けが、複雑に絡み合いながら一挙に回ってきています。
とりわけ厄介なのは、少子高齢化による人口の減少が始まった中で、難問の処理に当たらなくてはならないことです。これから30年以内には、日本の人口は1億人を割り、国民の3人に1人は高齢者となることが確実視されています。
 そこでこの先30年を見据えて、日本はどうしたらよいのか大局的に考えてみましょう。
 至上命令は、戦争の回避です。その昔、「白い猫でも黒い猫でもネズミを捕るのが良い猫だ」という名言を吐いて、中国を市場経済化に導いた百戦錬磨の?小平は、韜光養晦という言葉を用いて国力が充実するまでの時間稼ぎをし、東シナ海への進出を先送りしました。流石は孫子を産んだ国だけに、彼我の力量を知るという基本を熟知しています。それで今まさに、彼我の力は逆転したとの判断のもとに、尖閣諸島に触手を伸ばしはじめたのです。今や日本の方が、?小平に学ぶべき立場になっています。これまでのように、感情論や観念論的思考に支配されることなく、現実を直視した戦略的対応が重要です。
 注意すべきは、昔も今も浅薄で的外れなものが混在しているマスメディアの論調です。その一つが安倍首相の言動は右寄りであり、それは戦争に繋がるというものです。振子の運動に見立てて、戦前は右に振れ、戦後は左に振れ、今また右に振れているから、これは戦前と同様に戦争に繋がるという全く奇妙な論議です。戦争は彼らのいう右傾化とか左傾化とは関係なく起こります。これは世界の歴史を見れば明らかです。戦争の必須の条件は相手があることであり、自らは戦争をする気など全くなくても、相手が仕掛けてくれば戦争は始まるのです。
 右傾化と言われている目の前のこの現象は、先哲が指摘しているように、振子運動より螺旋運動のイメージで捉えるべきものなのです。(ベルクソン「道徳と宗教の二つの源泉」)螺旋上を左下に沈んで行っていたのを、右上の方向に転換しているのです。しかし、もっと大きな違いは、軍事的なパワーのベクトルが、戦前は日本から大陸の方へ向いていたのに、今は逆に大陸側から日本の方に向いているということです。だからそれに備えて守りを固めることは国家として当然のことなのです。
 中共政権とその軍部は、彼らが権力を掌握している限りは、必ず尖閣諸島の武力での奪取を仕掛けてくるでしょう。これは過去数十年来の彼らの動きを見れば明らかです。今は虎視眈々と絶好の機会を窺がっている状況です。もしも先制攻撃されれば、今の自衛隊では防ぎ切れないでしょう。何故なら、古今東西これほど手枷足枷を嵌められている軍隊はないこと、それに首相はもとより隊員が誰一人として戦争体験がなく、言わば全員が初陣であること、この少なくとも二つの大きな欠点を抱えた自衛隊が勝つのは難事中の難事だからです。
 日米安保条約があるから大丈夫だろうと思うのは大甘です。アメリカはアメリカの国益を優先して判断するのであり、他国の無人島のために戦うのかどうか、その時までわからないのです。そればかりか、仮にアメリカの支援を得て反撃し、敵軍を駆逐できても、今度はアメリカから莫大な戦費負担を迫られるのは必定です。あの湾岸戦争のときでさえ、巨額な金員を払わされたことを忘れてはなりません。
 このように、戦争をして負ければ地獄を見ることになり、最悪の場合はチベットやウイグルの人たちの二の舞となります。また勝ったとしても忽ち国家財政は破綻の瀬戸際に追い込まれます。どちらに転んでも国家衰亡の道を歩むことになるのは必定です。だから絶対に戦争を避けなければならないのです。
 守りを固めることこそ喫緊の要事であり、経済を再生して国家財政を改善し、食料やエネルギー資源の確保を図り、移民を無制限に受け入れないことはその基本中の基本です。これからも執拗に続くであろう挑発に絶対乗ることなく、ひたすら国力の充実に邁進することです。


半田商工会議所 副会頭 筒井保司(税理士法人経世会 代表社員)


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TEL (0569)21-0311 FAX (0569)23-4181
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