2025年8月6日(水)
興味を持っていた空港の免税店やバイク屋さんに勤めても夢中になれない‥‥。そんな状況が嫌で、いつかは『自分のやりたいことをしたい』と考えていました。ある時、知人から「ばんがい地本店(以下、お店)がキッチンカーをやる子を探してる。やらない?」という話があり、チャレンジしようと思いました。料理の知識はあまり無く、お店の手伝いをしながら、本店名物の鶏二郎などの作り方のコツを学ぶことから始めました。料理はあまり得意ではありませんでしたが、料理好きの母のDNAを受け継いだようで、今では楽しみながら色々な料理に挑戦しています。
昨年6月からパチンコ有楽さん(東浜店・りんくう店)の駐車場で『ばんがい地 Natsuki's Kitchen』をオープンしていますが、ここでの出店も、お店のオーナーが橋渡しをしてくれました。今まで多くの方に助けられラッキーだと思うと共に感謝しています。私一人の力ではとてもこんな大きなことは出来なくて、初めての素敵な冒険にワクワクしています。
メニューはお店の一番人気の鶏天に、お店特製の甘タレを絡めた『鶏二郎』を始め、鶏天をブラックペッパーと絡めたスパイシーな『鶏太郎』、鶏二郎の甘ダレとご飯の組み合わせがばっちりの『鶏二郎丼』、ご飯との相性が抜群の『ばんがい地からあげ丼』、『ホッドック』など揚げ物を中心とする他、スイーツ系も対応しています。ご要望に応じて販売メニューをご提案できます。イベント等でキッチンカーをお探しの方はご連絡ください!パチンコ屋さんでは昼食をその場で摂る人もいるようで、お昼時は混雑することがありますが、笑顔を忘れずに接客しています。
最初の頃はこの生活サイクルに慣れなくて辛いと思ったこともありました。パチンコ屋さんでの営業時間は長く、お昼の12時から夜の10時まで営業しています。12時開店のため、10時半頃には現地に行き準備をし営業、帰宅後に翌日の仕込みをするスケジュールです。今までの生活スタイルとは時間も環境も全く違うため、大変だと思うこともありました。ですが、お店のオーナーを始め、有楽さんの店長やスタッフにサポートしてもらい毎日取り組んでいるため、今まで辞めたいと思ったことはありません。これから真夏となりキッチンカーの中は暑く大変な時期ですが、オーナーの期待に応えるべく本腰を入れて取り組んでいます。
今は月半分くらいパチンコ有楽さんに出店する他、知多半島内のイベントに出店しており、名古屋市内、三河方面にも出店しました。“まずは一回出店してみよう”精神でイベントに出店して、その成果から次回以降の出店計画を練っています。まずは挑戦!を心掛けています。イベント内容、客層によって売上が凄く違ってきますね。出店場所は抽選で決まることが多いのですが、当日どんなメニューにするのかも大切だと思っています。イベントでは鶏二郎と唐揚げと生ビールにしようとか、その時々でメニューを考え販売して、当日どれだけ売れるか?そんなゲームのような感覚を楽しんでいます。キッチンカーの前に行列ができると嬉しいのですが、長くお待たせするのは辛くて、出店後、毎回反省会をしながら今後の販売に活かしています。私自身、物事を深く考えない性格だと思っていますが、どんな商品を売ったら売上が上がるのか?そういうことを考えるのは好きなので、自分のやりたいことなら頑張れるんだなと実感しています。
今はキッチンカーに夢中になれる毎日があって楽しいです。私はこれといった趣味がなくて、何となく働いて何となく遊ぶのが嫌で、人生の楽しみって何かなとずっと考えていました。毎日の刺激になるようなことが無いと、つまらない人生になってしまうと考えていた時にキッチンカーの話をいただき、チャンスをだと思いました。今は日々の生活もダラダラすることはなく、休みの日も何となく遅くまで寝いるということは無くなりました。何も無い休みより、何かすることがある休日の方が全然いいです。
今のうちにたくさん働き、海外旅行に行ったり欲しいものを買ったり、飲食関係以外の分野(美容関係・webデザイナー)にも挑戦できたらいいなと思っています。
どこに出かけても「ここでキッチンカーで出店できるかな」などと考えたり、どこかでキッチンカーを見かけたら、興味を持って見てしまいます。今までとは視点が変わり、目標が出来たのでイキイキワクワクしています。新しい出店場所、販売方法など色々な課題はありますが、目下のちょっとした心配は、仕事のスタート時に行う唐揚げの味見です。毎日行うため、太ってしまうかな?と、そんなことも気になるお年頃です(笑)。
2025年7月30日(水)
「ステージチェンジと生き方」をテーマに、薬師寺 執事長・仏教僧侶の大谷徹奘師による記念講演を開催します。
笑いと涙を交えた語り口で、命の尊さや人との縁の大切さを伝える感動のひととき。地域の皆さまにも楽しんでいただける内容となっております。ご家族そろって、ぜひお気軽にご参加ください!
○日時:2025年9月20日(土)14:00~15:30(開場13:00)
○場所:瀧上工業雁宿ホール(愛知県半田市雁宿町1丁目22-1)
※駐車場は瀧上工業雁宿ホール駐車場および近隣駐車場をご利用ください。詳細はホールHPをご覧ください。
○内容:社長挨拶、来賓挨拶、記念講演(講師:大谷徹奘師)
○定員:1,300名
○参加費:無料
○申込方法:以下のURLからお申込みください。
https://e-ve.event-form.jp/event/108093/2x2xw8
○お問い合わせ先:瀧上工業株式会社 総務人事グループ
TEL:0569-89-2101(受付時間 平日9:00〜17:00)
2025年7月14日(月)
半田市瑞穂町から東浜町に移転オープンしました。新店舗は2840㎡の広さを誇り、新車から認定中古車までとりそろえています。また、近年はお一人で来店されるお客様も多く、スマートフォン使用が多いため、商談スペースや点検待合テーブルで充電できるようになっています。
寺本店長は「新たな設備とサービスで、地域の皆様に愛されるお店作りを目指します」と話されます。
住所:半田市東浜町2-3-1
営業時間:10時~18時
℡:0569-21-7211
定休日:毎週月曜日
2025年7月7日(月)
家の片隅に母が教えている、そろばん教室があり『そろばん』は身近なものでしたが、それは母の仕事で私と関係ないものと思っていました。大学卒業後はOLをし、その後、結婚式などの司会の仕事に就きました。司会者として、多くのお客様のお話を伺っていくうちに、私の知らない世界や生き方が沢山あることに驚き、私自身『こうでなければいけない』という考え方に縛られていたと、幸せになれる道は人それぞれにあるんだ』と、生き方に対する視野が広がりました。また色々なものを見聞きし多くの方たちと接しているうちに、人の良心を育てるものはなんだろうと考えるようになり、それはやはり教育ではないか?私も人が育つ場所で仕事をしてみたいと考えるようになりました。
でも何をしたらよいのかさっぱり分からないので、私はどこで育ったんだろうと思い返したところ、本が好きでよく入り浸っていた図書館だと思ったんですね。ちょうどその時、図書館司書の資格を取ったという人の話を聞き、大学に集中講座を受けに行きました。その中に『これからの学校に求める姿を、ファンタジーでも良いから書きなさい』というレポート課題があったんです。浮かんできたのは、私が母の教室を手伝っている時に相対していた子どもたちの姿でした。それで「すぐ隣にそろばん教室がある」と気づいたんです(笑)。母に「そろばんを仕事にしようと思うんだけど」と告げたら、とても驚いていました。私と一緒で、母も娘の仕事ではないと思っていたようです(笑)。
今は河井先生(母)が青山教室、私が成岩教室を運営しています。昔ながらの寺子屋式のそろばん教室で、幼児から高校生までが在籍し一緒に学んでいます。異なる年齢の子どもたちが同じ空間にいて、ある子は暗算、ある子は割り算、初歩を習っている子もいれば、高段位を目指して練習している子もいて、その姿が自然にお互いの目に入ってくるような環境を大事にしたいので、あえてクラス分けをしないと決めています。生徒たちは珠算・暗算の検定試験、各種コンクール、読上算(暗算・英語読上算)、パソコンを使ったフラッシュ暗算などに取り組んでいます。テキストを自分で選んだり、読上算の練習の時には挑戦したい問題をリクエストして解いたりなど、生徒が「自分で決める」ということも大事にしています。5桁のみとり算を練習している子が「16桁の読上算をゆっくり読んで!」とか、段を練習している子が「一桁を円也なしで超超早く読んで!」とか、こちらが思いもつかないリクエストに驚きながら応えていると、子どもたち同士も影響しあって教室全体が飛躍するような経験も少なくありません。また、お迎えまでのちょっとした時間に、絵を描いたり折り紙を折ったり、積み木で遊んだり、ということもよくあります。最近ではそろばんイラストコンテストに応募するイラストを描く姿がよく見られましたね。無秩序ではいけないと思いますが、子どもたちが自由に発言したり発想できるような空気を作ることは心がけています。教室がそろばん学習の場であることはもちろんですが、人が育つ場を提供しているという側面も大事にしています。
日珠連(日本珠算連盟)と全珠連(全国珠算教育連盟)に加盟しているのも育ちへの応援の一つです。日珠連の検定試験は掛け算、割り算、みとり算などを制限時間30分間で計算し、集中力・体力が求められます。それに対して全珠連は6~7種目を7分ずつ区切って計算するので、切り替える力が必要となってきます。得手不得手があるので、一つの選択肢ではしんどくなる子もいるため「2つあるけれど、どっちをやりたい?」と相談して、その子が手を伸ばした方を進めています。
実はそろばんを教え始めた頃は、私の勉強不足や経験不足もあって子どもたちの行動や態度に悩むことも多く、『これは怒らないようになるための修行だ』と自分に言い聞かせていました。司会者時代に幸せになれる道は人それぞれと感じたように、私の見解に子どもたちを縛ってはいけないと反省することも多かったです。子どもたちは自分の道を拓いていく力を持っていると感じています。ただ、今は小さいので経験が浅くバランスが取れない時期で、そこをサポートしていくのが私たち大人の役目だと
感じています。時には「世の中にはこういうことはあってね」とルールや常識とされることなどは伝えていますが、「これは私の考えだけどね」とか「他の人の考えも聴いてみるといいよ」など、決めつけずに余地を残す言葉を添えるようにもしています。今は、「根気ありますね」とか「忍耐強いですね」と言われることもありますが、かつての修行が実を結んだのでしょう(笑)、そうであれば嬉しく思います。
面白いことに、母と同じ仕事をしてからの方が親子関係は良好なような気がしています。小学時代から音楽の道に進ませたいと私はピアノ三昧の毎日で、いわゆる母娘の確執のようなものもあったのですが、今は仕事を任せられるパートナーであり、互いにリスペクトできる関係で、母にとって、私は『美香先生』になりました。かつてはやらされ感満載でピアノに向き合っていましたが、ピアノとそろばんは使っている脳がとても似ています。生徒の状態を把握しやすいのも、ピアノをやっていたからだと感じて
います。ここまで辿り着くのに、色んなことをしてきましたが、無駄なことはひとつもなかったと感じています。どんな時にも側に居続けてくれた母に感謝しています。
■《青山教室》半田市青山3-22-23 TEL:0569-23-0247
《成岩教室》半田市仲田町1-35カーサエスペランサ401 TEL:090-3442-6186
2025年7月7日(月)
【起業のきっかけ】
2020年にオープンしたスマイルコア。元々、歯科衛生士として働く関さんが、自身の不調や将来の両親の介護を見据え、歯科の分野だけでなく全身の健康予防にも関心を持ち、リンパセラピストの資格を取得したことがきっかけ。資格取得当初は仕事にするつもりはなく、自分の体をケアするための知識として身につけようと考えていました。
知識や技術を重ねていく過程で、リンパケアの施術を体験してくれていた友人から「調子がいい」「続けて施術してほしい」と言われたことをきっかけに、商売としてリンパケアのサロンを起業することを決意。ご両親が自営業だったこともあり、起業することに抵抗はありませんでした。加えて、歯科衛生士の仕事と両立する上で、どちらも中途半端にしないためにも起業が必要だと考えました。
【口内ケアとは】
現在の事業内容は、リンパケアに加えて「口内ケア」にも力を入れています。口内ケアとは、口の中の筋肉をほぐす施術であり、口内の筋肉を緩めることで顎や舌で感じる痛みを軽減し、ストレスのないスムーズな動きを取り戻し、歯ぎしりやくいしばり、誤嚥などの予防(飲込みの改善)に効果が期待できるものです。
「口内ケア」と聞くと歯や歯茎のメンテナンスを想像しがちですが、全く別物で、歯科医院ではあまり実施されない施術なのです。口内ケアとは何かを正しく伝え、その効果を実感していただくことに使命を感じています。
【お客様の声】
口コミをきっけに通い始めるお客様が中心です。Instagramや公式LINEも活用し、イベントの告知や予約受付などを行っています。お客様の多くは女性で、特に40 代以上の、子育てが一段落し自分のケアに時間を使える方や、介護されない身体作りを目指す方が多いです。施術を受けたお客様からは「身体が軽くなった」「よく眠れる」といった声や、口内ケアによる症状改善の実感があるとのことです。
そういった声を耳にするたび、自分が思っていたよりも悩んでいる人が多いこと、そして歯科衛生士として働くだけでは体験できなかったような、お客様の悩みに直接アプローチできる機会にやりがいを感じています。また、予防に繋がる仕事であることにも活力を感じています。
【マルシェを通じた学び】
最近では、自宅で「お家マルシェ」も開始しました。同じ想いを持つ施術者が業種を問わず集います。お家マルシェは毎月第3日曜日、10時から16時までスマイルコアにて開催されています。子育てが一段落したり、仕事以外に居場所を求める人たちが新たに夢や目標を語れる場所にしたい。そして心身ともに元気になるようなポジティブな場所になればと思っています。ぜひお越しください。
長い人生を楽しむためにも心身ともに健康で、介護されない身体を一緒に作っていきましょう。 ( 取材:加藤由香恵)
【住所】 半田市有楽町
【代表】 関 理恵 【創業】 2020年
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