半田商工会議所 THE HANDA CHAMBER OF COMMERCE & INDUSTRY

会員トピックス
はんだの元気印企業

半田商工会議所 THE HANDA CHAMBER OF COMMERCE & INDUSTRY

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「親切・丁寧」がモットー

2022年6月1日(水)

(有)ブツシン 

緑色の外壁が印象的な住吉町にある仏壇の(有)ブツシン。仏壇・仏具・神棚・寺院用品の販売、修繕、洗濯を専門とし、お線香の香りが漂い厳かな雰囲気である。 来店機会が限られ人生の中でも縁のない方もいる分野で中には知らないことをいいことに、高額商品を買わされてしまうのではと一般的に思う人は多いのではないでしょうか。同店は家族経営で3代目となる竹内三氏が平成17年に代表となる。曽祖父が明治に創業、のちに祖父がのれんわけし独立後、昭和6年に佛眞仏壇店、父が昭和47年に法人成りし現在に至る。
「親切・丁寧」をモットーに90年以上受け継がれ、知多半島を主にお付き合いが広まっている。知らないことは普通なことであるため、一から説明をして納得して頂けるまでご相談に応じている。
『まずは、適切なお仏壇選びをしてください。宗派・お寺によって用いる位牌も異なっているので、来店の際はお調べ頂いた上でご来店をお薦めします』仏壇は、大きく分けて「金仏壇」「唐木仏壇」「家具調仏壇」とそれぞれ特徴を持っている。近年では住環境の変化で和室も無いし、お仏壇を置くスペースもないケースも増えてきている。そういった中であるが、昔ながらの仏壇から現在の住環境に合わせた家具調仏壇を店内に豊富に取り揃えている。2階展示場には各寸法の仏間が作ってありその仏間に相応した仏壇が展示してある。予めご自宅の仏間の寸法を測り、お部屋の雰囲気に合うものを選んで頂き、身近に置いて頂きたい。また、新築時などお家のタイミングに合わせて金仏壇のお洗濯・唐木仏壇の修繕・修理を承ることもある。特に、当店は「お洗濯」にこだわりを持っている。長年の付き合いがある職人に丁寧に仕上げてもらっている。お客様で祖父の代で仏壇を購入、父の代でお洗濯、私の代でもお洗濯、世代に渡って、当店のご利用で長年の付き合いがある。お位牌の「文字彫り」を1週間で仕上げ40年続けている。『専門的な知識を持つ当店にお任せください。お見積りは無料でお伺いします』
 代表は祖父や父のやり方を間近に見てきた。卒業後、広島に製造、卸、販売を一括で行っている仏壇屋に3年弱の修業に出た。職人、業者、お客様に対しての接し方について勉強した。似たような境遇の人が修業に来ていたので心強かったと振り返る。この業界は特に、見た目が若いだけの理由でお客様から信用されない時期があり悔しい事もあった。知識や経験ばかりだけではダメだと気付き、より一層謙虚な姿勢で頑張り抜いた。
 コロナ禍によって葬式も縮小、お寺も簡素になってしまっているが、ご先祖様を大切にする気持ちは今も昔も変わらないと思うので、地道に今まで通りの姿勢でお応えをしている。嬉しいことに他の業種にいた息子が戻ってきて3年になり、修業中で頑張っている。お客様も知らないことが多いので分かる範囲で対応をしている。『今後もお客様の頼りになれる
場所になれるよう真摯に取り組みます』
                (取材:中村真由美)
 


【住所】 半田市住吉町6-28-1
【代表取締役】 竹内 三
【営業時間】 8:30~18:30 年中無休
【TEL】 21-3359 




毛髪の悩みが原動力

2022年4月25日(月)

色髪美人


 今回お邪魔したお店は新居町にある美容室、色髪美人さん。こちらにお店を構え今年で9年目を迎える。
 開業は2000年で「22年も経つんだね」と驚くのはオーナーの小田さん。ロックな雰囲気の小田さんは、後にご紹介するトリートメントを考案するほど、髪への知識と愛が強い優しい方。スタッフは小田さんの他、こちらでのキャリアは20 年という中根さんと、アルバイト時代から数えると13年という古戎(こえびす)さん。3人のチームワークと仲の良さが垣間見える。
 さっそく、スタッフオススメのトリートメントを紹介したい。こちらでは“ 毛髪改善栄養剤”を併せたカラーやパーマを施術している。この毛髪改善栄養剤は、オーナーが開発したものでこのお店オリジナル。髪に必要な成分だけを集め、さらに浸透しやすいようナノメートル以下のピコメートルレベルにした。カラーで例えると色味と同時に栄養が髪に入り込んでいくイメージだ。色味もツヤも持続するよう工夫されているそう。また、くせ毛の人にも朗報だ。オーナー自身、もともとくせ毛(=直毛の人より髪の水分が少ない)がコンプレックスであり、それを克服したいという想いで開発したのがこの栄養剤。髪に栄養と水分を浸透させることで、ダメージを受けにくいうねりの少ない髪へ変化する。オーナー自身がこの栄養剤の良さを一番に理解し、実感している。
 お話を伺っていると、「体験しましょう。」と筆者を施術台へと案内してくれた。地毛の色に戻そうと根元の黒いいわゆる“ プリン状態”だった筆者の髪をオーナーと古戎さんが10 分弱で手際よく施術。塗り終えた後は帽子のような機材をかぶり20分ほど温める。一般的にはカラーと本格トリートメントを受けようとすると1時間以上かかる場合が多いが、今回30分弱でカラーとトリートメントが完了した。
 続いてはシャンプーだ。コースによってはクリームズクリームという泡の立たないシャンプーを体験できる。香りを5種類(ローズ・バニラ・マスカット・ストロベリー・ミント)から選ぶことができ、さらに香りのミックスも可能だそう。お気に入りを見つける人や気分に合わせて香りを楽しむ人などそれぞれ。頭皮の油分を洗い流しすぎないこのシャンプーは、フケに悩む男性にも効果があるという。またカラーやパーマの薬剤を中和させる役割も持っており、環境にも配慮したシャンプーと言える。施術中、中根さんのお話に腹を抱えるほど笑ったのもサービスの一環か。 お待ちかねのドライタイム。自身でも驚くほどツヤのある髪が現れた。もともと毛量の多い筆者の髪が、しなやかさ故、軽く感じるほどの完成度であ
る。「百聞は一見にしかず」。オーナーの想いの詰まったトリートメント、ぜひ一度試してみては。(取材:加藤由香恵) 


【オーナー】小田澄子 【開業】2000年
【営業時間】9:00~18:00
【受付時間】カット~ 17:30 /パーマ~ 17:00
【TEL】28-6668



おらが作る魂の餃子を召し上がれ!

2022年3月14日(月)

餃子のおら

「“うまい”を伝えるため、愛情込めた手作りの料理をお客様に届けたい」そう力強く話すのは、今回訪問した『餃子のおら』の店主・木原淳一氏である。一見強面に見えるが、大変温かみのある人情深い人だ。 木原氏は、幼い頃から料理に興味があり、中学校卒業後、名古屋調理師専門学校に入学し、和食・洋食・中華を勉強するとともに調理師免許を取得。卒業後は、名古屋市内にある大手中華料理店で修業した。先輩料理人から技を習得するため、コツコツと努力を重ね、料理人としての基本を身に付け、30歳の時には料理長に就き腕を振るった。氏が38歳の時、「自分の店を持ちたい」と考えるようになり、半田市内の中華料理店に転職し、働きながら物件を探した。10年後、氏が48歳の時、名鉄青山駅の近くに物件が見つかり店を開くことになる。店名の「餃子のおら」は、氏が尊敬する叔父が富山県で「板前料理おら」という店名で日本料理店を経営していたことが由来。その叔父が亡くなり、店名の一部を引き継いだ。
 店は元スナック経営をされていた物件。ほぼ居抜きの状態で、座席数は、カウンター10席と4人テーブル1卓と2人テーブル1卓。店舗入り口ドアは元スナックの扉のままで、一見入りづらそうに感じるが、餃子を始め、本格中華が味わえる店なので、そのギャップが面白い。看板メニューの餃子は、「焼き餃子」、「しそ餃子」、「水餃子」、「揚げ餃子」、「スープ餃子」の5種類ある。銘柄ポーク「秀麗豚」を使用し、市販のミンチより特別に粗くしたものを使用。餃子のたれも地元の醸造メーカーのものを使用している。無添加・無農薬の食材にこだわり、体に良いものを提供している。この他、酢豚、レバニラ、エビチリ、エビマヨ、唐揚げ、手羽先など中華料理店でお馴染みのメニューを提供している。その中でも餃子と並んで麻婆豆腐も人気メニューだ。その名も「おらの麻婆豆腐」。店名をつけるメニューは味への自信を窺わせる。

開店当初は固定客がつかず苦労したそうだが、今では常連客やその口コミにより、多くのお客様が来店してくれるようになり、満席で入店をお断りする日も多いという。これも氏の熱い想いがこもった絶品料理と人柄がファンを増やしているのであろう。
 今春(4~5月)には清城町に2号店(お持ち帰り専門店) をオープンさせる。そこでは、主婦や学生をターゲットに餃子(焼き、生、冷凍)はもちろん青山の店でも提供している中華メニューを取り扱う。将来的には肉まんや焼売、中華パンなど点心も取り扱う予定である。
 「半田で餃子といえば『おら』といわれるように、これからも頑張ります」と木原氏。『おらが作る魂の餃子を召し上がれ!』
    (取材:竹内圭志)

【住所】半田市青山2-25-11  【代表】木原淳一
【開業】2018年  【営業時間】17:00~22:00
【定休日】火曜日・水曜日  【TEL】84-6590


母は一家の太陽であり 母は一家の医者である

2022年2月10日(木)

漂香茶館

 有楽町にひときわ日本離れした外観の建物がある。中国茶・茶膳・薬膳のお店「漂香茶館」だ。
 代表の西山杏実氏は中国福建省出身。なんと元産婦人科医で、さらに国際薬膳師の免許保持者でもある。20代前半は中国にて産婦人科医として働いていた。当時の中国は一人っ子政策がとられていた。様々な葛藤の末、2000年、憧れであった日本への留学を決意。先に親戚が住んでいた
山形県にて3年間を過ごす。その留学中に出会ったのが現在のご主人。その後国際結婚、3人の子どもを育てながら自身も進化をし続ける、スーパーママさん経営者だ。
 ご主人の転勤に伴い半田の地に出会い、半田の土地や住む人々の優しさに魅かれ、2009年、定住を決断。そんな中、福建省では生活の中で当たり前の存在であった、中国茶のお店をやってみたい、お茶の魅力を伝えていきたいという思いが強くなる。当時は小さな子どもたちの子育てをしながらであった為、まずは自宅にお店を設けた。いつか大きなお店にできたらいいなと夢を大きく持ち、趣味感覚で始めたお店。しかし、周りで支えてくれる仲間や家族の応援があり、チャンスは思いの外、早く訪れた。2015年、現在の場所にお店を構えることができた。
 漂香茶館はランチタイムになると、毎日女性客で満席となる。人気の秘訣は、西山氏自身がブレンドしている唯一無二のお茶と四物湯(しもつとう)という薬膳スープ。提供するほとんどの料理にはこの薬膳スープが使用されている。この薬膳スープは西山氏自身が3人目出産の際に体調を 崩したことをきっかけに、自らの知識を駆使し、オリジナルで考案したものだという。東洋医学では、病気になる前に予防をするという考えがあり、これからもお茶や薬膳スープを通して養生の仕方を多くの人に伝えていきたいと話す。

漂香茶館では通常の営業とは別に、毎月最終金曜日と土曜日に様々なテーマでのお茶会・薬膳料理教室等が開催されている。これもまた、幅広い年齢層のファンが集まる。半田市内からはもちろん、名古屋市や県外からも足を運んでくれるお客様もいるとのことで、絶えない人気がうかがえる。
 少しでも、これまで支えてくれた周りの方の役に立ちたい、恩返しがしたい、体に良いものを提供したいと、コロナの自粛期間でも休業はせず、お店に立ち続けたという。その常にお客様に寄り添う気持ちも、常連客で賑わう理由なのだと伝わってくる。
 今後の挑戦について尋ねると、ディナー営業や店頭・通信での販売事業にもさらに力を入れていきたいと教えてくれた。薬膳料理の新しい展開はもちろんのこと、ディナー営業では薬膳酒を提供できる空間を作るなど、今後もどんどんと新しいチャレンジをしていきたいと次なる夢を力強く語ってくれた。
 振り返ると、人生無駄であったことはひとつもないという。やりたい事をすべてノートに書き出し、言葉にし、そして、目の前にあることを、ただひたむきにチャレンジしてきた結果が今であると話す。インタビュー中、西山氏が何度も何度も言葉に出したのが『感謝』『おかげさま』といった周りの方々への気持ち。今ある状況にありがとうという気持ちを常に持ち続けること。それが現在よりもさらに大きく羽ばたく原点なのかもしれない。     (取材・長谷川有華)
【住所】半田市有楽町8-27-1  【代表】西山杏実
【創業】2010年
【営業時間】11:00~15:00 / 17:30~21:00
【定休日】第一月曜日(終日)、月曜日ディナータイム
    ※第一月曜日を除く月曜日のディナータイムは、
     10名様以上のご予約にて営業致します。
【TEL】47-6897 【Instagram】@hyokochakan


愛するペットのために…

2022年1月25日(火)

ペットセレモニーレインボー

日本のペットブームに伴い、ペットに対するサービスは年々増加している。トリマーやブリーダーなどが代表的だが、最近ではペット専門の葬儀場もある。愛するペットが亡くなった時に葬儀をきちんと行えるのは、飼い主にとっては嬉しいサービスだ。そんな葬儀場が知多半島で唯一、半田市に存在している。

今から約16年前、半田市乙川の阿久比川沿いに、ペットセレモニーレインボーは誕生した。創業のきっかけは、代表の榊原唯旨さんが犬を飼い始めたことだった。飼うからには、最期まで責任を持って面倒を見なくてはいけない。そんな想いで飼い始めた。当時の知多半島には、ペット専門の葬儀場はなかった。ペットが亡くなって火葬をしても納骨はできず、遺骨が飼い主の元へ戻らないのは当たり前だった。そのことに疑問を持った唯旨さんは、ペット専門の葬儀場の創業に向けて動き出した。
昔からの地元の友人や、半田商工会議所青年部での活動を通して出会った仲間に声をかけた。ペット専門の葬儀場は当時まだ珍しかったため心配されたこともあったが、6名の同志の協力もあり創業に至った。「レインボー」という社名は、「虹の橋」という詩が由来となっている。この詩によると、天国に続く道の手前に虹の橋がかかっていて、亡くなったペットたちは、まずこの虹の橋のたもとに行くとされている。そして、飼い主が人生を全うして天国へ向かうとき、ここで飼い主とペットが再会できるのだ。このあたたかい詩は世界的に有名なもので、多くの人をペットロスから救ってきた。

 創業後、最初は試行錯誤の毎日だった。しかし、ペットの飼い主にとっては二度とない、愛するペットとの別れの場。そこに立ち会う唯旨さんに、失敗は許されない。真剣に、誠心誠意、別れの場に立ち合ってきた。毎日、身近に居てくれたペットとの突然のお別れは、身内や家族が亡くなった時以上に涙が止まらなくなる方も多いという。そんな様子を見て、改めて「ペットは家族」ということを再認識するようになった。

「可能な限り、お客様の要望を聞いてあげたい。」と唯旨さんは言う。火葬や納骨方法に選択肢を設け、納得のいく葬儀ができるようサポートしている。年中無休で8時から19時まで、葬儀、火葬、納骨、すべてを唯旨さん一人で行っている。利用希望の全てのお客様が利用できるよう、宗教的なことは排除し、無宗教の葬儀を行っている。予約は電話で受け付けており、お客様の要望を聞いて唯旨さんの方からもしっかりと言葉で伝える、ということを心がけている。

創業して16年、利用者は徐々に増加している。知人からの紹介で来る人や、再度の利用で来る人、インターネットの口コミを見て来る人など様々である。唯旨さんのやりがいは、お客様に「ありがとう」と言われることである。仕事の性質上、葬儀の代金をいただいても唯旨さんの方からお客様へ、ありがとうございました、とは言えない。しかし、代金を支払ったお客様の方からお礼を言われることが多いという。珍しい仕事だと感じると同時に、やりがいに繋がっている。

取材の終わりに、唯旨さんに今の想いを聞くと「レインボーを創業して本当に良かった。以前の仕事では東海4県を飛び回っていたが、今は地元に根付いた仕事ができて、やりがいを感じることもできる。自分に合っていると思う。」と笑顔で話してくれた。レインボーの敷地内には共同のお墓があり、いつも綺麗なお花が飾られている。このお墓は24時間お参りができるようになっており、毎日たくさんの人が訪れている。私自身もレインボーを利用したことがあるため、お参りをすることが多々ある。ペットとの別れは悲しいものだが、レインボーには、家族からペットへの愛情が溢れている。愛するペットの最期を考える時、レインボーの利用をひとつの選択肢として考えてみてはいかがだろうか。(取材:榊原絢美)

【住所】半田市乙川末広町97-5
【代表】榊原唯旨
【創業】2005年 【営業時間】8:00~19:00
【定休日】年中無休 【TEL】26-7739