半田商工会議所 THE HANDA CHAMBER OF COMMERCE & INDUSTRY

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お取り寄せグルメはじめました

2021年7月30日(金)

㈱名鉄知多バス旅行

新型コロナウイルス感染症の影響により、観光業界は多大なる影響を受けています。
そこで同社は各地のドライブインと連携し、自粛により旅行に行けないけど、ご当地のグルメを家庭で楽しめる「お取り寄せグルメ」を始めました。
近江牛や焼津マグロ、昆布醤油のお取り寄せなど商品アイテムがあり、今後も増やしていく予定です。

代表者/荻本正久
住所/半田市広小路町150-6
お申込み・お問い合わせ
TEL/21-5230
URL https://www.chitabus.co.jp/kamome_tour/




企業主導型保育園を開設

2021年7月30日(金)

㈱フレーバー

総合介護サービス事業を展開する同社は、この春より企業主導型保育園「ほたる保育園」を開設しました。
開設場所は、阿久比町植大地区で、同社が運営する小規模住宅型有料老人ホームや小規模デイサービス施設からもすぐ。
定員12名の少人数制ではありますが、最新のIOT技術を導入し、目視ではわからない体調変化等も察知が可能です。
また、手ぶら保育のため、親御さんの負担軽減にも努めます。


代表者/布目裕貴
ほたる保育園
住所/知多郡阿久比町植大大野崎18-2
お問い合わせ/0569-47-5825(受付8:30~17:30)
定休日/日曜日・祝祭日
URL/https://hota-kids.jp/



店内改修工事完了

2021年7月30日(金)

アトリエセゾン

市内大矢知町にて美容業を営む同店は、このほど店内改修工事を完了。
新型コロナウイルス感染症対策として、お客様同士の座席間隔を広く確保。
店内は、木目調をベースとしながらも、開放的で非常に明るくなったことで、より快適な空間を提供します。


代表者/加藤優子
住所/半田市大伝根町1-3-19
TEL/0569-29-2247
営業時間/9:00~17:00
定休日/毎週月曜・火曜日



ダンボールの新たな価値を創造

2021年7月29日(木)

トミタパックス(株) 冨田 敬子さん

創立はクルマ社会元年と言われている昭和30年(1955年)です。以来、66年各種ダンボールケース等(自動車関連・電動工具等向)の製造販売を社業としてきました。創業者の父が亡くなった後、母(現会長)、6年前から私が代表を務めています。私は大学卒業後にプログラマーとして働き、当社に経理・総務担当者として入社したのは27年ほど前です。会合等に参加しても女性が1%くらいで男性が多い業界ですが、皆さんから気遣いしていただいて(笑)、お取引先さまや社員に恵まれ、社長業を務めています。
 『多品種・少量・短納期のトミタパックス』として時代に的確に対応し、数千点にも及ぶ包装物流資材をジャスト・イン・タイムにお届けしていますが、2年ほど前からダンボールの新たな価値を創造しようと取り組みを始めました。その頃、車の自動ブレーキの導入や電気自動車が普及し、クルマ業界の革命的な変化に危機感を覚えました。例えば電気自動車はエンジン車と比較すると部品数がとても少なく、その部品を入れるダンボール箱を製造している当社にとって大打撃になりかねないからです。今までダンボール製簡易トイレ『たすけくん』や同シリーズの防災用のダンボールベッド等を製造販売していますが(半田市・東海市・浜松市に納品)、客幅と営業領域を拡げていくことで、新たな活路を見出そうと考えました。
 そこで若い社員を中心に新規事業グループを立ち上げ、遊具『punnyほいく』を開発することにしました。保育士さんたちが苦労して牛乳パックやダンボールを集めて、遊具を作っていることがヒントになりました。ダンボールは95.5%はリサイクルされているリサイクル優等生で、表面は柔らかく、使い方により耐圧強度が高く頑丈な遊具ができます。
 モノを作ることが好きな社員がいて、発想がドンドン膨らんでいきました。最初は何が出来るんだろうと思っていましたが、色々な遊具が出来上がっていくとみんな楽しそうで、私は社員の熱意に引っぱられている感じで(笑)。
 遊具の販売前は、近隣の保育園や支援センター等で使っていただいて、ご意見を聞いています。「ここをこう直して」「4~5人入れるおうちが欲しい」等、色々な声が届きますが、出来るだけご期待に沿っていきたいと思っています。ご要望の中で特に取り組みたいのがダンボールの迷路です。お子さんは迷路が大好きですが、発売されている迷路は高価です。作り方を工夫して価格を抑えて販売できないかと考えています。木材、プラスチック、スチール等で作ってきたモノを、ダンボールでと考え家具作りも視野に入れています。まだまだ遊具の分野は知名度が低く売上比率も小さいのですが、自分たちで考え作るのは楽しいですね。
 この新規事業がスタートして、求人に応募してくる年齢層が若くなりました。また、工業製品の場合は、当社が作る包装材について最終消費者からの声が届くことはないのですが、遊具の場合はダイレクトに反応が返ってくるので、社員もやりがいを感じているようです。社内の雰囲気も明るくなったように思います。販促をしようと休日には半田赤レンガ建物とイオン東浦で定期的にイベント『ダンボールランド』を開催しています。先日はアニメで人気の刀をダンボールで作るワークショップを開きお子さんたちに大好評でした。私も搬入や搬出を手伝い、時には店番をしながら楽しんでいます。
 この4月からはさらに新しい活路を見出そうと、ダンボール用のインクジェットプリンターを導入しました。カラフルな箱を少しだけという個人や商店の皆さまにも、リーズナブルにご提供できます。
 私自身は社員の意見を聞き相談しながら物事を進めていくタイプですが、社員にやりがいを感じてもらいながら育てていくのが使命と感じています。お得意さまは三河地方の企業が多く、知多半島の方々とは余り接点がありませんでしたが、遊具を通して地元の皆さまに微力ながら貢献出来
るのではと思っています。
 多忙な毎日ですが、コロナが終息したら、趣味のバンドでライブ活動を楽しみたいですね。


■ 所在地/半田市州の崎町2 -140(本部・衣浦工場) 
■ TEL/29-3211   



職人としての底力を発揮していく

2021年7月28日(水)

(有)磯貝製本所

下町の町工場と思わせる雰囲気ある昭和初期に建てられた建物内には、裁断機、丁合機の大きな機械が置かれ存
在感を放ち「シャシャシャ」とリズムよく動いている。今年で86年を迎えた歴史ある製本会社である。
 昭和10年の開業当初は3軒の長屋続きだった工場兼住居で幼少まで過ごしていたと話す3代目の磯貝祥也氏は32
才で代表に就いた。東京の大学を卒業し、就職先も異業種であったため家業を継ぐことに関して一切考えていなかったが、一貫してやれることにやりがいを感じ定着の場となった。
 どの世界でもそうであるが、出来て当たり前、期限厳守、品質管理はもちろん取引先との値段交渉は特に気を遣う。印刷会社から印刷用紙を受け取り、裁断、丁合、折丁、綴りを行い、「本」にしていく。紙質の違い、面付といった一枚の印刷用紙に対して複数の印刷データを並べた状態を理解すること等、本のしくみを覚えるのに大変だったと言う。断裁、乱丁の失敗で苦い経験をされたこともある。ただ、飛び込みで自費出版されたい方の、思いを形にできたことは一緒にやれて喜ばれたりする。ダイレクトに声が届くのは新鮮で改めて嬉しい。
 景気が良くない時の傾向として、広告宣伝費から削れやすい印刷業界の影響を受け、4、5年前までは夜も遅くまで稼働していたが、ここ最近は少なくなったと寂しく言う。何とか「自社製品」を開発してこの状況から打破したい強い思いから祥也氏は動き始めた。
 「四ツ目和綴じ」という御朱印帳を自ら作ることである。「四ツ目和綴じ」とは、日本古来の製本の起源である「巻子本」から「折り本」を経て、『和綴じ本』が作られ、江戸時代に職人の技と粋が集約された製本方法である。江戸時代から明治時代にかけて、教科書などを綴るのに使われており、耐久性に優れ、綴じ直しが何度でもできるのが特長である。
 そもそも祖父である1代目(鉱平氏)が、約半世紀にわたって「四ツ目和綴じ」製法に携わっていた。その長年にわたるノウハウを活かせるのが最大の強みである。手作りで一冊ずつ丁寧に仕上げるため、多品種小ロットに対応できること、御朱印帳としてだけでなく、ノートやフォトブック、企業の販売促進ノベルティーグッズにも活用できると提案する。クラウドファンディングで認知拡大を図り、多くの人に手にしてほしいと実現を目指す。
 父の2代目(嘉宏氏)も力を貸し、奥様(優子さん)も経理担当として応援。家のことを全てやってもらい「仕事一筋になれるよ」と感謝しかないですねと言う。
 休日の過ごし方はボーイスカウト活動、子供達と海釣り、ラグビー、アメリカンフットボール観戦を楽しみ、生活にメリハリをつける。これからも、穏やかな表情の中にも職人として底力を
発揮していく。          
(取材:中村真由美)

【住所】半田市勘内町37  【代表】磯貝祥也
【創業】昭和10年
【営業時間】月~金 9:00~17:00
【TEL】21-1294  HP https://isogai-bind.jp/