半田商工会議所 THE HANDA CHAMBER OF COMMERCE & INDUSTRY

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限界を超えて半歩前へ

2018年3月31日(土)

青年部平成30年度会長 有限会社大和屋家具店 代表取締役社長 淺井 泰博氏

 1899年創業の老舗家具屋の4代目として生まれ、小中学校時代から家具の配達の手伝いなどをし、家業を間近に見て育った。
「父親は今まで守ってきた暖簾を、僕に継いで欲しいという思いはあったのでしょうね。そのためか、東京の大学に行くのを反対され、半田に帰ってくるという誓約書を交わし(笑)上京しました」
 大学時代はバスケットボールのサークルに所属し、インド・ネパールを友と旅し、勉学と大学生活を謳歌した充実した4年間を送った。平成6年卒業と同時に家業に就いた。
 「入社した頃は廃業していく同業者もあり、この先のあり方を考えさせられました。当時はどこの家具屋さんも婚礼家具が主流で、集客力のある大型店が強かったです。うちも店舗が大きい方ではなかったので、他店との差別化を図るために、入社して3年くらいは商品構成、販売方法などを試行錯誤していました」
 将来を見越し、様々なことにチャレンジした。婚礼家具を序々に減らし、輸入家具や輸入雑貨を主軸に置いたこともあったが、今では新築住宅に相応しい家具を主力商品としている。
 「家族構成の変化や暮らし方によって、一つひとつ買い足していただけるような家具を提案しています。そんな家具選びの相談相手として、お役に立てればと思っています。時代により仕事の仕方は変わってきますが、いつの世も商売人としての使命は、お客さまに喜んでいただけることだと思っています。それに応えるために、お客さま目線で考え、販売していくのが商売の基本だと考えています。また、愛着のある家具を修理したいという依頼も多く、父親が中心で携わっていますが、いずれは自分が修理していきたいと思っています。オーダー・セミオーダー家具も取り扱い、インテリア好きの方に、きちんと応えられる店でありたいですね」
 そんな様々なことに挑戦する中で、発足54年の青年部会長として、新たな挑戦をすることとなった。在籍して18年、専務理事、監事を経て、最終年度を迎えた今年度、その重責を担う。
 「前述しましたが、僕は外の世界も知らず家業に就き、仕事一筋の毎日を送っていました。そんな姿を見て父親から、世界を広げるためにもどこかで勉強したほうがいいんじゃないかとアドバイスを受け、青年部に入会しました。未知の世界でしたが、中座しながらも、徐々に青年部活動にどっぷり浸かっていきました。今まで諸先輩から色々なことを教えていただきました。その貴重な経験を、きちんと伝承して卒業していかなければ後悔すると思い、会長を務めさせていただく決心をしました」
 平成30年度という節目の年の会長となるが、近年は以前のことを知らないメンバーも多く、青年部も大きな節目を迎えていると言う。だからこそ、伝承のためにもその歴史や活動をより反映できる事業を組み立て、会員全員が自分の限界を超えて、半歩前へ進むことが大事と力説する。
 「事業のひとつに、富士登山があります。山登りは人生と似ていて、一歩一歩進んでいかないと頂上に辿り着きません。体力的、精神的に辛くても仲間と励まし合って登れば、必ず学びがあります。体を動かし、五感で感じる研修です。また、12月に市民参加型事業を計画しています。多くの皆さんの参加をお持ちしています」
 『経験に勝るものはない』と言われることがあるが、青年部の活動を通して様々なことを学び、挑戦し、生きることを楽しむ余裕も出てきたようだ。
 「膝を付き合わせ熱く語ったり、思いを同じくするメンバーと行動することは、何ものにも得難い時間です。入会直後の僕は話下手で、とても役職は受けられないと思っていましたが、経験を重ねるうちに様々なことに挑戦する勇気をいただきました。多くの青年部メンバーが参加しているトライアスロン『アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン』に今年もリレーで出場します。3年前から先輩に誘われた時は嫌々だったのですが、今では体が楽になり、時間を見つけて体を動かしています。様々な活動を通して、経験することの大切さを身にしみて感じています」
  
 幾度となく青年部に入って良かった、という言葉が発せられる。仲間と集い、共に研鑽し合い、事業の成功に杯を重ね至福の時間を過ごす時、人の輪・思いの輪が拡がり、チャンスや可能性を拡げ、成長へと繫がることを実感してきた。そんな自身の体験も踏まえて、今年度のスローガンは『繫がろう 心とこころ 拡げよう 思いの輪 〜自分の限界を超えて半歩前へ〜』。かけがえのない仲間と共に、限界を超えて、半歩前に踏み出す。しっかりと前を見据えて‥‥。


あさい・やすひろ氏プロフィール
昭和48年半田市生まれ。平成6年大学卒業後、同年有限会社大和屋家具店入社。27年現職。青年部入会:平成12年。地域委員会委員長、愛知県商工会議所青年部連合会出向研修委員会、副会長(地域活性委員会担当)専務理事、監事を経て30年度会長。
中心市街地活性化勉強会メンバー。半田市在住。







「ありがとう」が幸せ

2018年3月31日(土)

しゃぶしゃぶ・日本料理 木曽路半田店 下郷 祐子さん

――着物、とてもお似合いですね。
 ありがとうございます。結婚前に着付けをかじった程度で、勤め始めた頃は一人で着ることはできませんでした。でも浴衣は大好きで、浴衣を着るために、子どもを盆踊りに連れ出したこともありました(笑)。今では着物もとっても好きになりました。日本文化に触れることが出来るのも、木曽路に勤めているからと感謝しています。
――お勤めされてどのくらいですか?
 結婚前は保育士をしていて、人と接するのは好きだったんですね。それで子どもが保育園に入園したのを機に、何かしようと考えていました。そんな時にたまたま募集チラシが目に留まり、お勤めするようになりました。最初は3時間くらいの勤務でしたが、今では一日の半分くらいはここで働いています。子育て中は子どもを置いて働くことの後ろめたさや、可哀想かなと思ったこともありました。でも主人や両親が応援してくれたので、今まで働けたと思っています。働き始めて22年になります。
――22年、長い年月ですね。
 接客とフロントを担当し、この間に人として大切なことを教えていただきました。それを実感できる職場だから、長く勤められたということもあるでしょうね。お客さまと接し、気づきや思いやりの大切さを学んだことは、私の人生にプラスになったと感じています。勉強会ではきちんとしたおもてなしのマニュアルに則って指導いただき、その姿勢に心打たれています。半田店にパートとして入社後に店長として活躍され、現在は本部の教育トレーナーをされている半田出身の方がいらっしゃいます。その方の下で、厳しい中にも愛溢れる教えを学ばせていただいています。遥か遠い存在ですが、いつか少しでもその方に近づけたらと思っています。
――素材や、秘伝のごまだれ、おもてなしと、様々なこだわりがありますね。
 木曽路はそれらに加え、地域の方に喜んでいただきたい、食を通して幸せになっていただきたいという思いがあります。季節毎の行事や各種宴会、ご慶事、特別な日、大切な日など、それぞれの場面でご利用いただいていますが、お客さまから「ここでやって良かった」「また、来るね」というお言葉をいただくととても嬉しいですね。働く励みになっています。
――最近は『お食い初め膳」が人気ですね。
 「お食い初め」はご誕生100日目にお子さまが、一生食べ物に困らないように願う儀式で、その祝い膳が『お食い初め膳』です。1年ほど前からオファーが増え、平日でも一日に3・4組のお客さまがお見えになることもあります。ママ友同士の口コミでも広がって、お友達が木曽路でやって感激したからと、お越しになるお客さまが圧倒的に多いですね。おじいちゃん、おばあちゃんとご一緒という方もいらっしゃいますが、お若いご夫婦と赤ちゃんだけのお客さまも増えています。私たちはお食い初めの謂れや、お料理一つひとつの意味を説明し木曽路流のお食い初めの儀式をお手伝いし、ご家族一緒に楽しんでいただいています。そして満1才のお誕生日の儀式もご用意しております。一生に一度のことですから、誠心誠意努めさせていただいています。幸せイッパイで、感無量のご家族を幾組も拝見してきました。そういう感動の場と出会え、働いている私たちも幸せのお裾分けをいただいています。お客さまからの「ありがとう、ここでやって良かった」の言葉は、私たちにも大きな幸せを運んでくれています。
――従業員さん同士、和気あいあいですね。
 みんな仲良しですね。女子大生さんも多く働いていますが、私の娘より若くてみんな可愛いですよ。大学の卒業が決まり、ここを巣立っていく子たちとの別れは辛くて、みんなで涙、涙で送ります。「ここで学んだことが、社会に出てから役に立ちます」と言ってくださる子もいて、私たちも嬉しくて、また涙です。そんな彼女たちが社会人になって、お客さまとして店に来てくれることも嬉しいことです。結婚して時間のある時にお手伝いに来てくれる人もいて、年末年始の繁忙期には、懐かしい顔ぶれが揃います。そんな時、人と人がつながっていることを実感できます。
 たまたまのご縁で入社しましたが、今店長や接客長の下で働けていることが幸せです。とても充実した毎日を送っています。



しもごう・ゆうこさん
南知多町生まれ、半田市在住
趣味:ピアノ演奏

(株)木曽路 
木曽路半田店
半田市宮本町3-126-8
営業時間:
 平日・土曜
 11:30〜15:00 (LO14:30)
 17:00〜22:00 (LO21:00)
 日祝 
 11:30〜22:00 (ランチLO 15:00 ディナーLO 21:00)
休業日:年中無休
総席数:146席
最大宴会収容人数:60名
送迎バスあります
 ・お食い初め膳は3日前までに予約してください。
 ・接待・御宴会などの予約も承っております。
お食い初め膳は3日前までに予約してください。






リフォームラボとしてオープン!!

2018年3月13日(火)

セントラルホーム(株) 

同社は、総合住宅・注文住宅事業、リフォーム事業、ネットショップ、店舗改装・高級分譲住宅・建築設計コンサルタント・リノベーション等事業をしています。
今回、リフォーム事業を拡大し、2月24日に、リフォームラボとして新店舗をオープンしました。こだわりは、すべてを含んだ安心価格、丁寧な相談・打合せから、長期保証を含んだアフターサポートです。是非、ご来店をお待ちしています。

所在地/ 半田市宮本町5-328-1
営業時間/10:00〜17:00
定休日/水曜日
TEL/0569-22-1118
http://reformlab.net/




正直に商売ができればいい

2018年2月28日(水)

(株)知多牛みさわ

 名鉄住吉町駅に程近い、官公庁通りに知多牛専門店の「知多牛みさわ」はある。お店の前にホルスタイン模様の車があればそれが目印だ。
 店主の三澤典正さんと奥さんの加代子さんが切り盛りする精肉店で、地元の人から長年愛されて続けこの春創業51年を迎える。先代である父親が当地で開業。雑貨も扱う店として利便性も兼ね備え人気店になる。幼少時期から両親の働く姿を間近にみてきた典正さんはお店と共に成長してきた。必然的にお店を継ぐべく食肉の専門学校に進み、その後、父の片腕として家業に入った。
 店頭には一頭買いで仕入れる知多牛の他に、愛知県産の豚肉、三河産の錦爽鶏の厳選された精肉が取り揃えられている。「いいものをなるべく安く提供」をモットーにしている当店には、ブランドの知多牛を求めて名古屋や三河から買いに来るお客様もあり、ファンを増やしてきた。
 惣菜コーナーの北海道の男爵芋を使った無添加の手作り「コロッケ」や「焼豚」も創業以来変わらぬ味として親しまれている。また、みさわの目玉商品「知多牛しぐれ煮」を夫婦で開発。たまりの味を生かし、赤身肉でさっぱりとした味に仕上がっていて、その旨味が食通の間で話題になっている。
 7年程前にお店を改装。実はその時は精肉専門店として考えていたそうだが、長年ごひいきいただいているお客様に好評だった牛乳や野菜などの売場も従来のように設け、ご近所の高齢の方にも立ち寄りやすいようにした。乳母車を引いていらしたお客様の「ここに来ると揃うから助かる」という言葉も聞かれるように。
 加代子さんは野菜の仕入れから店頭販売などの接客の仕事を、また家庭・子どもたちを成長させ大忙しの日々を送った。「今の店があるのも、自分があるのもすべて奥さんのおかげです」と感謝する典正さん。「何気ない日常の中でも特別な日があります。お客様にとってそんな特別な日に当店の肉を選んでくれたことがとても嬉しかった」と微笑み、その喜びを仕事の原動力としている。「当たり前のようにしていることがお客様に受け入れられている。ただただ正直に丁寧に仕事をして、変わらぬ美味さを提供し続けます」 

(取材者:中村真由美)

所在地/半田市宮路町27  代表者/三澤典正  
創業/昭和42年4月  営業時間/8:30〜18:30 
定休日/日曜日、月曜日が祝日の場合は月曜日も休み  
TEL/21-2157



所在地:
代表者:
TEL:(0569)-
定休日:
営業時間:時〜時、時〜時(オーダーストップ)



常にチャレンジ

2018年2月28日(水)

竹新製菓株式会社 新美 舞さん

――今年、社長に就任されたそうですね。
 2018年1月7日、私の誕生日に社長に就任させていただきました。父からの誕生日プレゼントですかね(笑)?就任と同時に若返りを図った組織変更をし、口を出しすぎてしまうからと、父は相談役としてバックアップしてくれています。この業界はまだまだ男性社会で、当社も女性役員はいなかったので青天の霹靂でした。次代として父にいろいろな場面に連れていってもらいましたが、懇親会などに行っても、ウエイトレスさんやコンパニオンに間違えられ戸惑うことも多かったですね(笑)。自分の立場やいろいろな事に悩んでいる時に、青年会議所の洋上研修船「とうかい号」に乗船する機会を得ました。自分を変えたいと思って乗船しました。同世代の経営者や後継者の方々と出会い、刺激を受け、寝る間もないほどのセミナーやイベントなどがあり、貴重な経験をさせていただきました。それから「新美舞」として、甘えず生きていく自信が生まれました。以後は仕事がより楽しくなり、父も仕事を任せてくれるようになりました。
――女性社長さんですと、女性社員さんも心強いでしょうね。
 女性従業員の多い職場ですので、女性が働きやすい職場環境にしていきたいですね。代々「従業員は家族、大切にするのだよ」と言われていました。社長になって改めて、その言葉の意味を考えています。親身になって会社のことを考えてくれる従業員が多く、心から感謝しています。人財ですね。また、お仕事関係以外の人にも恵まれていると思っています。より深く女性従業員の気持ちを理解するためにも、私自身も早く身を固め母親になりたいなと思います。私の個人的な10年計画では今年中に結婚し、40歳で4人の子どもが欲しいですね(笑)。また、従業員のみんなと様々な資格取得のために勉強をしています。一時期、合格通知がもらえるのが嬉しくて資格マニアだったこともあり、秘書検定や簿記、ネイリスト、ダイエット検定などいろいろ取得しました。しかし今は会社運営のために必要な資格取得のために勉強をしています。
――お話を伺っていると、とてもポジティブな方だと見受けられますね。
 自分のポジティブさも少しだけ改善しようと思っています。若い世代に向けて新商品として、『パクチーあられ』、あられにチョコをしみ込ませた『あられチョコチョコ』を販売しています。「絶対美味しいから絶対売れる」との思いで開発し「売れなかったらどうしよう」とは考えません。ネガティブなことが全く考えられない社長はだめかなと、時々反省しています。当社は中小企業なので、思い立ったらすぐ実行に移すことができます。その強みを生かして、今までの固定概念を覆すような商品を作っていきたいと考えています。
――入社後、様々な取り組みをされたようですね。
 入社当時まずおかき屋辰心本店とネット通販を任していただきました。日本には季節毎に素晴らしい慣習があります。その慣習を幼い頃より日常で母から学んでおりました。うちでいうと鏡餅を飾る、お月見団子などなどやらない家庭が増えてきているように見受けます。だからおかき屋辰心では子どもたちにイベントを通じて、日本の文化を伝えていけたらいいなと思います。また、お客様の年齢層が高いので、最近は若い方にも知っていただけるよう、ネット通販や商品開発に特に力を入れています。しかし、ネット通販の客層を見ていると若いお客様だけではなく、ビックリするような年齢の方がネットを使って購入していただいていることに気づき「私ももっと頑張らないと」と思わされます。まだまだお手紙や電話での注文も多いです。90歳を超えられた文通友達も出来ました。どんなかたちであれ遠方の方にも「美味い」をお届けしていきたいですね。
――挑戦はまだまだ続きますね。
 昨年の7月にリノベーションした古民家でお米や海苔にこだわったお食事処『範丈亭』をオープンしました。喫茶・お食事・barと、それぞれのシーンでご利用いただけたらと考えています。イベントなどのお弁当、慶弔時のお料理もお任せください。今後は・・・やはり竹新の事を直接お伝えし、お客様の声も直接聞くことのできる『おかき屋辰心』のような直売店を増やしていきたいですね。
 今年の10月に『おかき屋辰心』が出来て25年になります。これからも、色々なことにどんどん挑戦していきたいです。



にいみ・まいさん
知多市生まれ、在住
趣味/ダイエット
特技/リバウンド

竹新製菓株式会社
直売店『おかき屋辰心』
知多市岡田字登り27番地
営業時間/9:00〜18:00
定休日/無休
電話/0562-56-0280

お食事処 範丈亭
知多市岡田字中谷4
営業時間/9:00〜16:00
(お食事処11:30〜L.O14:00)
定休日/火・水曜日
電話/0562-85-1360