半田商工会議所 THE HANDA CHAMBER OF COMMERCE & INDUSTRY

会員トピックス
とーくさろん

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お客様に安心と満足を!創業134年の伝統を大切にし新商品を開発

2025年12月2日(火)

丸初製菓本舗 藤平恭平さん 大橋史典さん

藤平 小さい頃からお菓子作りが好きで、辻製菓専門学校で和菓子・洋菓子・製パンを学びました。中でも、生菓子の繊細な細工に魅了され、美しい和菓子を作りたいと和菓子屋さんを10店ほど訪ね、歴史を感じるお店の佇まいと店頭に並ぶ和菓子、おすすめされた『いちご大福』が凄く美味しくて感動し、是非働きたい!と思い、ご縁をいただきました。
大橋 僕も和菓子の美しさ、上品な甘さが好きで自分で作ってみたいと思っていました。一旦は食品会社に勤めましたが、やっぱり和菓子を
作りたい!と思って、ハローワークでここの求人を見て応募しました。13年ほど前のことです。
藤平 僕はふみくんより2年先輩で15年ほど勤めています。菓子職人は同じ作業をコツコツとすることが大切で、学校で習ってきても、しっかりキレイに出来るまで5・6年かかりました。例えば餡子の包み方一つをとっても、毎日毎日考えながら同じ作業をし、ある日突然「これだ!」と思える日が来るんですね。その感触というか感覚が身につけば、後は指が自然に動いてくれます。個人差はありますが、一人前になるには時間がかかる世界だと感じています。
大橋 僕は全くゼロからの出発だったので、学ぶことが多くて苦労しました。もちろん今も学ぶことばかりですが、旦那さん、奥さんや恭平さんから優しく教えてもらいながら作るのが楽しいので、今まで続けてこられたと感謝しています。僕自身はコツコツと作業をし続けていくことが好きな性格なので、この仕事はあっているのかなと思っています。 
藤平 いつまでも学ぶことばかりと実感しています。愛知県知事賞受賞の『ちんとろ最中』は丸初の代表的銘菓です。バラ売りでお客様に注文をいただいてから、その場で作ってお渡しするスタイルでしたが、2年前に上半田の祭礼『ちんとろ祭』会場に出店することになり、日持ちするように真空パックで包装しました。そのおかげで、半田のお土産として買い求めてくださる方が多くなり、製造数が30倍にもなりました。売り方を変えるだけで、売上が左右するんだと驚き、とても勉強になりました。
大橋 僕は時々店頭に立つことがあり、お客様から「キレイで美味しそうだね」「可愛いお菓子ね」と喜んでいただける声をお聞きすることは、作り手にとって励みとなり嬉しいことです。近年は若い人たちやお子さんに向けて時代のニーズに合ったキレイで可愛いお菓子を創っています。玩具屋さんの『㈱ひよこのおかげ』様とのコラボ商品『ぴより~な』は、可愛いだけでなく口当たり柔らか、上品な味わいで、ネットにて全国発送もお受けしています。
藤平 和菓子の美しさに取り憑かれた僕ですが、和洋折衷菓子を創りたいとも思っていました。ハロウィーンの時にはカボチャやオバケ、クリスマスシーズンには雪だるまやサンタクロース、ツリーなどの創作生菓子を創り、今は来年の干支『馬』を試作中です。旦那さん、奥さん、ふみくん、他のスタッフと新しい商品創りのための話し合いを常にしています。前は意見の違いから僕自身、感情的になったこともありますが、今は互いの気持ちが分かり、一つのチームとして『より良い商品』創りを目指しています。旦那さんや奥さんの経験値から、学ぶべきことがたくさんあることが分かってきました。
大橋 以前から民放テレビ、NHKなどのメディアにもよく取り上げられ、多くの人々にお店が紹介されました。134年(明治26年創業)続く老舗和菓子店の一員として、昔ながらの技術と製法を守りながら、新しい商品創りに日々取り組み精進しています。
藤平 そういう伝統を大切にしながら、多くのお客様に当店のお菓子を知っていただきたくて、SNSで発信しています。この間も新製品をアップして帰宅したら、母から「今度のお菓子可愛いね」とチェックされて(笑)家族総出で応援してもらっています。独立したいと考えていた時期もありますが、今は「丸初のために一緒に頑張ろう」と思っています。入って1年目からお菓子を作らせてもらい、色々な経験をさせていただけたので、今があると思っています。その恩返しというのも変ですが、今は「大好きな丸初のためにお役に立ちたい」と考えています。
大橋 たまたまですが僕たちは家も近所(知多市)で、小・中は同じ学校。地元の話も互いに分かり合えるし、本当に優しくていい先輩と家族の様な旦那さんや奥さん、スタッフとの良い出会いがあったと思っています。
藤平 12月になると丸初自慢の『いちご大福』が店頭に並び始めます。このいちご大福は、地元の4Lサイズの苺を契約農家から特別に仕入れ、苺と羽二重餅と餡の絶妙なバランスで、わざわざ遠方からもお買い求め頂いています。
 僕たちは今、彼女募集中です。口数が少ない僕は一緒にいて落ち着ける人、気を遣わずいられる人がいいなと思います。趣味は野球観戦(ドラゴンズファン)とソーシャルゲーム、スパでゆっくり過ごすことです。
大橋 僕も明るくて元気で、僕を引っ張ってくれる様な人が好きです(笑)。趣味は映画鑑賞です。宜しくお願いします。

■ 半田市本町7ー20 
■ 営業時間/8:30~18:30  
■ 定休日/火曜日(月2回不定連休あり) 
■ TEL/0569-21-0391



蛸と肉、二刀流で進化

2025年11月4日(火)

たこ焼 たかやん味一番 本店 杉浦 恵美子さん

店名、『たかやん味一番』は、初代のたこ焼への情熱がぎっしり詰まっています。昭和が終わる頃、初代の隆(たかし)氏が若い頃に商売をしていた時の面白さが忘れられず、「どこの真似もしたくない、どこにもない、たこ焼を作ろう」と食べ歩きをして生まれたのが『元祖』です。その時のニックネーム『たかやん』と、美味しいたこ焼ができた自信から『味一番』という言葉を合わせて屋号にしました。今も『たこ焼をちょうだい』と買いにいらしたお客様にとって、たこ焼=元祖で、当店の一番人気です。その秘密は、拘りの真蛸と、昆布、煮干しなど17種類の天然素材を手間暇かけて(昆布は北海道日高昆布を少し炒り、千葉産煮干しを1日天日干しにするなど)仕上げた秘伝の生地にあります。(この生地は『たこ焼の粉』として販売し、自宅で『たかやん味一番』が楽しめます)。たこ焼にはソースや醤油をかけるものと思われていた創業当時に、『タレに頼らない味』で勝負した『元祖』は、従来のたこ焼とは一線を画し、その素朴でごまかしがなく飽きのこない美味しさは、誕生以来、『ソース
のいらないたこ焼』として愛され続けています。
 来る日も来る日もたこ焼を試食させられていた2代目であった義父は当時を振り返り、「蛸にそんなに拘って!」とぼやきながら手伝っていたそうですが、開店当初から「これはこれで美味しい」と買い求めるお客様の行列を見て驚いたそうです。今では、「商売は特徴があると強い」と初代の偉業に敬意を払われています。シンプルさを追求したたこ焼は、蛸の旨味を際立たせた引き算の結果です。私もその努力や発想の素晴らしさを日々体感しています。90歳となった初代は、今も年に数回店に現れ、焼き台の前に立ちます。気づいたお客様からは、「初代が焼いていてラッキー」という喜びの声や、今も尚、現役の初代に驚きの声が上がります。
 そんな初代の想いをしっかり受け止めた2代目は、初代の「美味いから余計なものを入れるな」という言葉を守り、『元祖』を大切にしながら、一つずつメニューを増やしてきました。『塩マヨ』『醤油マヨ』『ネギデラックス』や、季節限定の品(エビからデラックス・サビぽんデラックス・ネギぽんデラックス)など、時代のニーズに応えてきました。中でも大皿(元祖・塩マヨ・醤油マヨ・ソースマヨ、32個入り)は、人が集まるお祭りや年末年始・ご家庭でのパーティなどでの大人気商品です。
 私が3代目のバトンを受け取ったのは数年前で、今は義両親と私の3人で本店を切り盛りしています。食べることが大好きな私は、食生活学科でフードコーディネーターの勉強もし、学生時代は飲食店でのアルバイト経験もあります。だから全く知らない世界でもないので、結婚してすぐに楽しくお店のお手伝いを少しずつ始め、もう15年経ちました。
 『知る人ぞ知る店』として派手なPRをせず、たこ焼の美味しさを知っていただきたいと頑張ってきたお店の3代目として、『味を守る』プレッシャーを感じています。創業以来変わらぬ美味しさを提供できるのは『焼き方』にかかっています。鉄板に油をほぼ使わず火加減を調節しながら焼き上げますが、暑さ、寒さなど季節によって焼き方も変わってきます。そこは『勘』の勝負となり、その『勘』を掴むのに10年ほどかかりました。見て覚えて、職人の世界ですね。今では生地作りから焼き、接客までこなせるようになりましたが、これからはお店の経営も学ぼうと、やりがいを感じています。『知りたい、やりたい』と、好奇心いっぱいの私は新しい世界を知ることをとても楽しみにしています。
 近年、蛸と肉の二刀流に進化しようと、たこ焼の中身がステーキ肉の『知多半とんぶたこ焼 Ⓡ』の新グルメが仲間入りしました。手作りで素朴な味は好評で、多くのお客様にご愛顧いただいています。『知りたい、やりたい』私は、『どこかに行きたい』私でもあり(笑)、イベントがあれば焼き台と材料を持って出かけます。この10月にはフランス車の集い『アロンフランセ車山2025』に義父と一緒に出店しました。フランスの人に美味しいたこ焼を食べていただいて、とても嬉しかったです。初めての遠出ですが、これを機にもっと色々な所で出店しようと考えています。いずれはキッチンカーで行こうと、あれこれ模索中です。『どこかに行きたい』私のもう一つの夢は韓国に行くことです。KーPOPにハマっていて3人の娘と共に推し活に夢中です。韓国語も勉強中で、KーPOPは生きていく上での楽しみです。来年は義母を誘って韓国に行こうかな。仕事とKーPOP、楽しいことは何があっても頑張れます。 

2代目 重成さんより

 「恵美ちゃんは、何にでも前向きで頑張り屋さんで、頼もしい存在です。まさか家業を継いでくれるとは想像もしていなかったので、本当に感謝しています。初代は小規模で丁寧に仕事をしていくのが商売の本道という考え方で、僕は丁寧な仕事をしながら、多店舗経営をして多くの方に美味しいたこ焼を食べていただきたいと実現してきました。恵美ちゃんはもっと広く時代を見ていて、色々なことを考慮した新メニューの開発、イベントに出店、キッチンカー販売をするために試行錯誤しています。僕たち夫婦は、恵美ちゃんの一番の応援団です」


■ 半田市美原町1-248 
■ 営業時間/10:00~18:30  
■ 定休日/木曜日  
■ TEL/0569-29-3276
■有楽町店:半田市有楽町6-225(コロナ前)   営業時間/10:00~19:00 営業日/土日・祝日  TEL/0569-21-0808
■花園店:半田市花園町5-11ー1(花園公園西)営業時間/10:00~19:00 営業日/土日・祝日  TEL/0569-23 -6606   




『護身術×護心術』で安全な今を!

2025年10月2日(木)

Anela hair 三浦 有美さん

振り返ってみれば、強くてカッコいい人が好きで、私もいつかそんな女性になりたいと思っていました。小さい頃に行っていた美容院のお姉さんがカッコよくて憧れました。お姉さんとのお話は楽しく、私自身も髪を触るのが好きだったので、「みんなをキレイにしたい」という思いで、美容師になりました。色々な技術を学ぶために13年間で3店舗に勤め、その間に同業者である主人と結婚し、二人のお店を持って13年になります。
 美容師の多くは自分のお店を持ちたいと思うことは夢の一つで、私もお店を持ったら、ただ髪を整えるだけでなく、お客様にとって心の拠り所となり、ホッと安心できるようなお店を作りたいと考えていました。大型店が苦手、スタッフが入れ替わるのがイヤ、周りが気になるという方もいらっしゃると思います。そういうお客様のために、ヘアスタイルの悩みなどをじっくりお聞きし、シャンプーからブローまで全ての施術ができるように、二つの個室を設けています。プライベートなゆったりとした癒しの時間をお過ごしいただきたいという想いも込めています。
 お客様と接していて、『いつもと違う自分になりたい、ちょっと変わりたい』という願望は多くの方が持っていらっしゃると感じています。そういう時に、お客様の心に寄り添うというか、気持ちを組んで差し上げ、「ちょっと冒険してみましょう」と背中を押して、『新しい自分発見』のきっかけになればと思っています。お客様の要望をお聞きしながら、その方にお似合いの髪型を提案させていただいています。
 また、今までと変わった自分になったり、キレイになると、お帰りになる時は笑顔になり、表情まで変わってきます。髪型が変わったことで、ネイルに興味を持たれたり、ピアスを開けたり、おしゃれを意識し始めるお客様を多く拝見してきました。性別、年代を問わず、おしゃれは元気の源と思っています。美容の世界も進化し続けています。学ぶことは楽しくて、新しい技術にいつもチャレンジし、『髪質改善』、『ヘッドスパ』、『リラグゼーションメニュー』など、好評をいただいています。
 お客様のお話は楽しくて、お喋り好きな私もついつい引き込まれています(笑)。かつて私も色々思い悩むことがあり、『変わりたい』と断捨離し、家の中のものを手放していきました。そうすると足りないと考えるより、今あるものを活かしていく方向に変わっていったんですね。その時に『整理収納アドバイザー』の資格を取得し、それがきっかけになって食べ物で身体は作られている『腸活』の大切さも実感し、発酵食品のことをもっと知りたいと、『発酵食品マイスター』の資格も取得しました。今では甘酒、味噌、塩麹は自家製です。日本古来の食品は本当に素晴らしいですね。私は以前は年に数回皮膚科に通っていましたが、今ではすっかり改善されました。健康は幸せに繋がっていると信じていますので、私自身のそういうお話がヒントになれば嬉しいですし、お客様が悩みや楽しみを気軽にお話していただけるような、お客様の専属美容師になれるよう努めています。
 休みの日には、家族共通の趣味であるキャンプや釣り、ダイビングなどを楽しみ、一緒に遊ぶ時間を大切にしております。思いつきで体験した護身術に何?この楽しさは?と親子ではまり、武術を習い始め、さらに私は剣護身術の総合護身インストラクターを学び資格取得し、今年の3月から吉祥会として護身術教室を始めました。
 護身術は、危険から身を守るためだけでなく、心と身体を整え、自分に自信を持てるようになる学びです。私は楽しく身につけて、日常に安心を広げたいという想いでお伝えしています。いざという時に身体が自然と動くように稽古をしております。力に頼りませんので、運動が苦手な方でも大丈夫です。小さい頃からカッコいい人が好きで、精神的にも強い人にも憧れるようになった私にとって、『護身術』は求め続けていたものだったような気がします。息子も武術と出会いドンドン変わっていきました。姿勢が良くなり、目力が強くなり、自信がついたように感じています。今は教室で私のサポート役として頑張ってくれ、頼もしいパートナーです。
 美容師と護身術、関連が無いようですが、護身術は身体を動かし自分の軸を感じることで、心に自信と落ち着きを育むので、仕事の精度も上がったのではと、密かに思っています。外側と内側を整え、『護身術× 護心術』で多くの皆さんに、安心な今を送っていただきたいと願っています。

ご子息 綾斗さん(八光流柔術 皆伝師範)の言葉
 「私もまだ経験が浅く、武術の本質的なことを語るには、50年早いと思っています。ですが、少しでも多く護身の大切さを伝え、勇気を与えたいと思い協力しています。それと同時に私達も共に稽古に励み精進していきたいと思います」

護身術教室
  練習日:毎週金曜日 17:00~18:30 会場:有脇公民館
  対象年齢:子ども(4歳~)、親子 月会費:4,000円
 女性クラス、シニアクラスも開催予定

Anela hair
■ 半田市有脇町2‒39‒1  ■ 営業時間/9:00~18:00(完全予約制)
■ 定休日/毎週火曜日、祝日(土曜祝日は営業)  ■ TEL/0569-89-2499
  



『通える美容鍼』で改善というゴールを目指す

2025年9月1日(月)

グリーンノア鍼灸院  舟橋 幹也さん

 あの日あの時の情景は今も鮮明に甦ってきます。私は中学生、テスト週間で友人と一緒に早帰りのあの時、男性が楽しそうに自転車に乗っていました。実に楽しそうに見えたんですね(笑)。友人のお父さんでしたが、大人が昼間に普通にそこにいることが信じられませんでした。友人から鍼灸師と聞き、そういう仕事があることを初めて知りました。その鍼灸師という仕事は私の中で深く静かにインプットされて、高校生になっても『鍼灸師』というワードは心に響いていました。
 専門学校でマッサージ、鍼、灸を3年間学びました。私は鍼の持つ専門性、奥深さに惹かれて、卒業後は鍼のスペシャリストを目指すことにしました。最初は訪問マッサージ師として、知多半島の高齢者や外出が困難な方のために施設や家庭に伺いました。
 
 11年前に独立し、鍼を極めようと思いましたが、何がお客さまに喜んでいただけるのか分からず、鍼、灸、マッサージ、自分が出来ること全てをやっていました。当時は肩凝りや腰痛治療のためのお客様が多かったですね。プライベートでは4年前に結婚、子どもにも恵まれ、昨年2月、妻の意見を取り入れてリフレッシュオープンをしました。これまでお店のことは妻にあまり相談することはなかったのですが、試しに聞いてみたところ『男性の部屋みたい』と一掃され(笑)、女性目線を取り入れた完全個室の心地よい店内に生まれ変わり、お客様の反応も上々です。
 店名の『グリーンノア』は、痛みや悩みなどから解放される場所でありたいと思い『ノアの方舟』を意識しています。コンセプトは『通える美容鍼』で、改善というゴールに向かって共に進む伴走者のような立場を目指しています。

 今は美容(電気を流す美容鍼)、ダイエット(耳ツボ)、治療(肩凝り、腰痛など)の3本柱で、美容の悩みを解決したい、運動なしでダイエットをしたい、体の不調を改善したい。そんな方々のための鍼灸院です。美容鍼を受けられたお客様からは「肌がパンッとなった」「クマが目立ちにくくなった」「キュッとリフトアップした」「顔の左右差が減った」という声が届いています。      

 ところで、『耳つぼファスティングのダイエットプログラム』をご存知でしょうか?リバウンドしない最後のダイエットとも言われ、運動なし、サプリメントなし、3食OKという夢のようなプログラムです。当院では3ヶ月平均でー9.0kgの減量実績を持ち、3ヶ月ー8.0kgの減量を保証します。体の治療に関しては、私は学生時代から胃腸が弱く、食後すぐにお腹を壊してはトイレに駆け込んでいました。そして鍼灸師として開業してからは逆流性食道炎になり、食後の気持ち悪さに悩まされ、胃腸が弱い体質と諦めていましたが、どちらの症状も、自分で鍼をすることで今は治っています。いずれも多くのお客様から『とっても満足』と喜びの声をいただいています。様々な症状でお悩みの方、ぜひご相談ください。

 お客様の症状に合わせての施術ですが、共通点は電気を流しながら鍼を使っての施術です。電気は神経に流すために神経が通っている全身に繋がり効率的ですが、怖いというイメージを持たれているかもしれません。電気といってもビリビリするわけではなく、顔の筋肉が電気のチカラでぷるぷる動く独特の感覚ですので、安心してください。電気治療はあらゆる分野で研究され、不眠症やストレス解消にも効果的であることが立証され始めています。色々な可能性を持つ美容鍼をさらに極めていこうと思い、日々勉強中です。
 
 リフレッシュオープンして1年半ほど、私自身もお店と共に成長したいと私なりに色々な試みを始めています。お客様の多くは女性ですので、先ずは女性の気持ちを知りたいと女性誌を読み始めました。最初は何を言っているのか分からなかったのですが(笑)、美容家の方の考えを学び、施術方法や意識にも反映されているのではと自負しています。また、妻は私の良きアドバイザーで、公私共にベストパートナーです。一番近くにいる妻にできないことは、他の人にはできないと考えていますので、妻を大切にし、その気持ちはお客様にも繋がっていると思っています。
 
 自由に楽しいことが出来ると選んだ鍼灸師の道、お客様と接するうちに、『とっても満足』と喜んでいただき、色々な素敵なお客様とも出会え、鍼灸師になって良かったと実感しています。ただ、ありがたいことに仕事に追われ、朝から晩まで治療院にいるため、昼に楽しく自転車に乗れる
なんて、夢のまた夢です(笑)。

■ 半田市桐ケ丘3-5-5   
■ 営業時/(平日)9:30~20:00(土曜日)9:30~18:00
■ 定休日/日・月曜日  
■ TEL/0569-29-0608



ばんがい地の自慢料理を、笑顔で

2025年8月6日(水)

Natsuki’s Kitchen  森川 夏希さん 

興味を持っていた空港の免税店やバイク屋さんに勤めても夢中になれない‥‥。そんな状況が嫌で、いつかは『自分のやりたいことをしたい』と考えていました。ある時、知人から「ばんがい地本店(以下、お店)がキッチンカーをやる子を探してる。やらない?」という話があり、チャレンジしようと思いました。料理の知識はあまり無く、お店の手伝いをしながら、本店名物の鶏二郎などの作り方のコツを学ぶことから始めました。料理はあまり得意ではありませんでしたが、料理好きの母のDNAを受け継いだようで、今では楽しみながら色々な料理に挑戦しています。
 昨年6月からパチンコ有楽さん(東浜店・りんくう店)の駐車場で『ばんがい地 Natsuki's Kitchen』をオープンしていますが、ここでの出店も、お店のオーナーが橋渡しをしてくれました。今まで多くの方に助けられラッキーだと思うと共に感謝しています。私一人の力ではとてもこんな大きなことは出来なくて、初めての素敵な冒険にワクワクしています。
 メニューはお店の一番人気の鶏天に、お店特製の甘タレを絡めた『鶏二郎』を始め、鶏天をブラックペッパーと絡めたスパイシーな『鶏太郎』、鶏二郎の甘ダレとご飯の組み合わせがばっちりの『鶏二郎丼』、ご飯との相性が抜群の『ばんがい地からあげ丼』、『ホッドック』など揚げ物を中心とする他、スイーツ系も対応しています。ご要望に応じて販売メニューをご提案できます。イベント等でキッチンカーをお探しの方はご連絡ください!パチンコ屋さんでは昼食をその場で摂る人もいるようで、お昼時は混雑することがありますが、笑顔を忘れずに接客しています。
 最初の頃はこの生活サイクルに慣れなくて辛いと思ったこともありました。パチンコ屋さんでの営業時間は長く、お昼の12時から夜の10時まで営業しています。12時開店のため、10時半頃には現地に行き準備をし営業、帰宅後に翌日の仕込みをするスケジュールです。今までの生活スタイルとは時間も環境も全く違うため、大変だと思うこともありました。ですが、お店のオーナーを始め、有楽さんの店長やスタッフにサポートしてもらい毎日取り組んでいるため、今まで辞めたいと思ったことはありません。これから真夏となりキッチンカーの中は暑く大変な時期ですが、オーナーの期待に応えるべく本腰を入れて取り組んでいます。
 今は月半分くらいパチンコ有楽さんに出店する他、知多半島内のイベントに出店しており、名古屋市内、三河方面にも出店しました。“まずは一回出店してみよう”精神でイベントに出店して、その成果から次回以降の出店計画を練っています。まずは挑戦!を心掛けています。イベント内容、客層によって売上が凄く違ってきますね。出店場所は抽選で決まることが多いのですが、当日どんなメニューにするのかも大切だと思っています。イベントでは鶏二郎と唐揚げと生ビールにしようとか、その時々でメニューを考え販売して、当日どれだけ売れるか?そんなゲームのような感覚を楽しんでいます。キッチンカーの前に行列ができると嬉しいのですが、長くお待たせするのは辛くて、出店後、毎回反省会をしながら今後の販売に活かしています。私自身、物事を深く考えない性格だと思っていますが、どんな商品を売ったら売上が上がるのか?そういうことを考えるのは好きなので、自分のやりたいことなら頑張れるんだなと実感しています。
 今はキッチンカーに夢中になれる毎日があって楽しいです。私はこれといった趣味がなくて、何となく働いて何となく遊ぶのが嫌で、人生の楽しみって何かなとずっと考えていました。毎日の刺激になるようなことが無いと、つまらない人生になってしまうと考えていた時にキッチンカーの話をいただき、チャンスをだと思いました。今は日々の生活もダラダラすることはなく、休みの日も何となく遅くまで寝いるということは無くなりました。何も無い休みより、何かすることがある休日の方が全然いいです。
今のうちにたくさん働き、海外旅行に行ったり欲しいものを買ったり、飲食関係以外の分野(美容関係・webデザイナー)にも挑戦できたらいいなと思っています。
 どこに出かけても「ここでキッチンカーで出店できるかな」などと考えたり、どこかでキッチンカーを見かけたら、興味を持って見てしまいます。今までとは視点が変わり、目標が出来たのでイキイキワクワクしています。新しい出店場所、販売方法など色々な課題はありますが、目下のちょっとした心配は、仕事のスタート時に行う唐揚げの味見です。毎日行うため、太ってしまうかな?と、そんなことも気になるお年頃です(笑)。